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緊急特集!来日公演直前対策講座

~コンサートの心得と楽しみ方!~

準備その1〜学習編〜
なんと言っても、コンサートを楽しむには、予習がかかせません。
コンサートの雰囲気をつかむ為にも、過去のアルバムからコンサートでやりそうな曲をピックアップして聞き直す事が大切です。
とはいっても、過去の膨大な数のアルバムから全ての曲を今から聞き直すのはもはや今のYngwieの作品の量から考えて不可能かもしれません。
そんな貴方にポイントアドバイス

●過去のライブアルバムをおさらいチェック!
過去のライブを見たり聴いたりして、ライブ気分を盛り上げよう!!
1、LIVE(1989年ブラジル録音)PCCTY-01277 PonyCanyon 
  →これは簡単に手には入ります、ビデオも入手すべし!!

2、Trial By Fire: Live In Leningrard (1989年ロシア)
  POOP-20280 POLYDOR
  →これはジョーリンとの伝説ライブです、ビデオも出てます

3、Live Sentence/ALCATRAZZ (1985年日本録音)
  P33P-25035 POLYDOR
  →これもライブビデオがメタリックライブという名前ででていますが、古いので今からの入手はむずかしいでしょう

4、ライブアット 武道館(1994年日本武道館公演収録)ポニーキャニオン
  →これはビデオとLDのみで発売になってます

5、Live in Tkyo '85 チェイシングイングヴェイ(1985年中野サンプラザ収録)   
ポリドールビデオ→これもビデオとLDです、85年ライブは2種類でてて、
これは後から発売され直した、画像処理を無くした方のバージョンです、おすすめ!!

●Alchemyを聴き込もう!!
ステージとの一体感を味わうためにはさびのコーラスを暗記すべし!!

今回のライブは、なんと言っても新譜のAlchemyのおひろめです。
アルバム収録曲はイントロだけで何だか判別出来るまでは聞き込でくださいね。
英語の歌詞カードとにらめっこして、歌詞を全部覚えるのも良いですが、英語のテストじゃないんで、丸暗記は大変という人でも、せめてさびの部分だけでも一緒に歌えるように、日頃から曲を聴きながら一緒に歌う練習が必要です。
コンサートでステージからマイクが差し出されたり、Yngwieが耳に手を当てて観客を煽るとき、貴方の元気な声がステージに跳ね返る事で、彼らをよりエキサイトさせて、コンサートは一層盛り上がるのです。ミュージシャンは人間です、同じ曲を正確に繰り返すCDプレーヤーではありません。Yngwieが最も愛するインプロバイゼーション(即興演奏)とはその日その時同じ時と空間を共有するオーディエンスの感情をつかみ、彼自身がその興奮のエネルギーを感じでよりエキサイトする事で、信じられないようなすばらしい演奏が飛び出すのです。すばらしいライブにするも殺すも、Ynwgieの場合は90%オーエィエンスにかかっているのです。だからこそ、みんなでより一層コンサートを楽しむ為には、ある程度声を出して参加する勇気も大切です。初心者の方は恥ずかしいという気持ちが働くかもしれません、しかしコンサートで騒ぐのは恥ずかしい事ではないんです、むしろすばらしい演奏なのに声もかけてあげない方が恥ずかしいのです。手をたたいたり、声を出したりは、重要な責任だと考えて下さい。

準備その2〜体力編〜

みんなでより一層コンサートを楽しむ為には、ある程度声を出して参加する勇気も大切ですと書きました。それならばコンサートは結構体力適にも大変と思い始めてる方もいることでしょう。そうなんです、コンサートに向けて基礎体力をつけることが事前準備としては大切です。
2時間は立ちっぱなしを覚悟!場合によっては2時間半近くを座れないと考えて下さい。椅子のある会場でも座れそうなのはドラムソロ(有ればの話)アンコールまでの数分間しかないです!足を鍛えないと、翌日が大変ですよ!!

それから、食事を取りすぎると、逆に苦しくなります、トイレも事前に済ませないと大変なことになります、コンサート前には軽い食事、体力を消耗したコンサート後にも軽い食事が結構いい感じです。

本番その1〜資金編〜

いったいコンサートではどれぐらいのお金が必要でしょうか。会場で手には入る物としては過去の例から予想して以下ののものがあります

1、ツアーパンフレット (予想金額3000円ぐらい)
→これは買っても損が無いです、高い気がしますが、会場以外では手に入らないので、のちのち記念になりますし、万が一偶然メンバーなんかに街で出会ったとき、即座にサインをもらうアイテムとして最適です。

2、ツアーTシャツ
(長袖・半袖柄違い・色違いなど数種あり 予想価格3500円〜4500円)
→1枚は買うべし、もっともポピュラーな記念品であり、町中を闊歩したり他のメタルコンサートへ着ていってYngwieファンをなにげにアピール。

3、帽子、ピンバッチ、キーホルダー、ポスター (適価)
→売っていない場合もあるが、軍資金が乏しいときで記念品がほしいときに便利。

4、CDやビデオ
(ポスターやサイン色紙など特別限定おまけ付きである事が多い 定価)
→持ってないのをそろえるならチャンス!

チケット代だけでふところがかなり寂しくなるので、大変ですがライブまでの期間にお金を節約して、記念のパンフかTシャツを1個買うのがおすすめです。

本番その2〜会場編〜

コンサート開演時間の5〜15分以内には、演奏がはじまります、遅刻すると乗り遅れるので、がんばって会場には開演時刻までになんとしてもたどり着くことが肝心です。でも仕事とかで遅れちゃったら仕方がないですね。半休や有給休暇がお勧めですが、ダメでも遅れても会場にたどり着いて、残り少しだとしても思いっきり盛り上がろう!!

もし、リハーサルが少しでも聴きたい貴方は、だいたい3〜4時間前から会場近辺での待機をお勧めする。楽屋口が見える中野サンプラザなどの会場では、Yngwieやメンバーの会場入りが目撃できる可能性もある。当日ひまなら、かなり早めに行って彼らの到着を眺める。会場の片隅で漏れてくる音を楽しむのが通の道である。彼らはウォーミングアップで時として意外な曲を演奏するし、Yngwieがエンジンをかけるためにがんがん弾きまくっているのを、漏れてくる音で楽しめるはずだ。2時間ほどおつき合いすると、開演1時間から30分前には会場が静かになる、彼らが着替えやみずくろいを始めるからだ、そのあいだにこちらもひと休み、ご飯でも食べて、入場開始を待とう。

本番その3〜服装編〜

真冬であっても、ホールは盛り上がると熱気がただよって汗だくになるので、それなりの覚悟のスタイルが必要である。今回は真冬であるが、暖かい上着の下はTシャツ重ね着などで温度調節できる事が望ましい。会場で買ったTシャツを着て着てきたシャツを脱いでしまっている人を良く見かける。
できたら、女の子はあまりフォーマルな格好は止めよう、前列に並ぶ綺麗所のおねーさんでもない限り夜会服は禁物、あとで下心のあるお兄さんがついてくることもある。メタルならメタルらしい格好がいいと思う。男の子で、グランジやサーファーやレゲエの人がいるが、それもあんまりいい感じではない、以前は黒レザーかジーンズが主流だったが、最近はサラリーマンも多いので背広もいるがそれはやむ負えないとしても、丘サーファーがYngwieファンというのはいただけない、王者のファンであるなら、王者を見習ってそれなりのメタルな正装を心がけよう!

本番その4〜心の準備編〜

最近の雑誌等のYngwieの写真を数%だけ横に引き延ばしたYngwieを実際のご本人と想像しておこう。横長ぽっちゃりYngwieに少し見慣れておく必要がある。不必要に若い時代の写真をしげしげと見て記憶にとどめない事!今の彼のありのままを、素直に現実として受け入れること。それが感動への第一歩であり、近道である。太ってもYngwieである。くるくると良く光る美しい眼を見てあげてほしい。
そして忘れてならない、珠玉のメロディーが繰り出される高速ピッキングとフィンガリングは健在である。ゆっくりと堪能するために、会場の後ろの方の人は双眼鏡も忘れずに持参する事をお勧めする。スポーツグラスで8倍ぐらい有れば足りるのだが、8x21あたりだとかなり迫力のステージを間近に感じることができる。

私たちがYngwieばかりを見つめているとき、他のメンバーがときどき寂しそうだったり悲しそうだったりする顔で観客を見ているときがある、その人がメインで演奏してるときぐらい、しっかり見て反応してあげよう。フロントの2人以外だって、みんなすばらしいテクニシャンなんである。他のバンドに行って化ける人もいる(最も典型的な例がJensさんでしょう)。どんな人が来てたか、演奏のレベルがどうかぐらいは記憶にとどめよう。

本番その5〜会場マナー編〜

最後にすこしだけまじめな事を、興奮しすぎて近所の人に迷惑をかけないように、意味のない大声やかけ声も禁物。声を出したり叫んだりするのは、あくまでもコンサートの雰囲気と流れに載ってやってほしい。それと、ゴミは各人で持ち帰るかごみ箱へ。たまにチケット半券落とすドジ君もいるが、忘れ物しないようにバックは大きめのをしっかり蓋をして持ち歩こう。

それと録音機材と写真撮影機材は持ち込み禁止である。見つかるとブラックリストに載ります、機材をこわされたりするときもあります。
十分注意して下さい(何を?笑)

本番おまけ〜ピックゲット編〜

Yngwieが投げるピックをゲットできるチャンスがあるのはだいたいYngwie側から中央あたりまでの前から1列めから5列目あたりまでが多い。それ以外でも希に飛ぶが確率はぐんと低くなる。ピックの飛んでくる可能性のある座席に人は、Yngwieの指の動きは確実にフォローしておくべし、何時飛んでくるかわからないのですある。ただし、数を飛ばしてくれるので、冷静にあるいはとっさに反射神経でキャッチする事が大切である。その為の事前トレーニングをやっていても損はない。(笑)

前列のひとは、ピック以外のものも飛んでくることもあるので、お楽しみに。まれに水が蒔かれたりもするが、最近はなさそうである。以前は壊したギターの破片なんて物もあったが、危険をともなうので、負傷を覚悟で乱闘に加わる勇気が必要である。

投げ込んだタオルは返してくれと言われる事が多いらしい。(笑)