ATTACK US Tour 2004 report & set list & Pictuers !!

以下はAKIKOさんの熱血ライブレポートです！！
ATTACK US Tour 2004
04/March/2004
House of Bluse, New Orleans, USA

New Orleans報告です　投稿者：Akiko 　投稿日： 3月 4日(木)17時15分24秒

セットリスト
1. Rising Force
2. Ship of Fools
3. Rise Up
4. Stronghold
5. Guitar Solo - Baroque & Roll
6. Guitar Solo - Dreaming
7. In the Name of God
8. Trilogy Suite Opus : 5
9. Blue
10. Instru-mental Institution
11. Guitar Solo
12. Key Solo
13. Drum Solo
14. You Don't Remember, I'll Never Forget
15. Razor Eater
16. Valhalla
encore
17. Adajo - Far Beyond The Sun
18. I'll See The Light Tonight

現在、現地時間の午前1時台です。
ライブが終わりました。会場はHouse of Bluesという有名な由緒あるライブハウスです。ここで演奏が出来るのはビッグネームだけとのことです。ヨーロッパ調の素敵な建物です。アーティストの入り口は日本のように裏口ではなく堂々と路面に面していて、午後3時頃に見に行ったらすでにファンが数人たむろしていました。会場前には驚くほど巨大なツアーバスが路駐されていました。日本のエアポートリムジンよりずっとずっと大きいのです。ドゥギーによればYngwieはUSツアーはバスで移動するとのことです。マイアミからニューオーリンズまで2日もかかったそうです。このツアーバスの中でYngwieはドゥギーにギターを教えていると言っていました(^○^)。
ここニューオーリンズは昼間歩いていると黒人の方が多いなと感じますが、Yngwieのライブに来るファンはこの町のどこからこんなに白人が集まってくるのかと思うほどほとんど白人で99%男性でした。
驚いたのはファンのマナーの良さです。命知らずにも最前列にするすると入り込んでしまい、イングヴェイを遥かに凌ぐ巨人に囲まれ、しかも刺青だらけで(･･;)な感じだったのですが、待ち時間に話してみるといい人達ばかりで、みんながYngwieは初めてだと興奮していました。Yngwieは大きいんだろ？日本でのコンチェルトはどうだった？とか、大阪はファンが熱狂的で有名だけど、負けないよ！とかイロイロ言われ、日本語で「先輩」呼ばわりされて楽しく開演まで過ごしました。始まってみると押し合いは皆無で日本より安心して見ました。ピックもゲット出来てニンマリです。
まずパトリックが現れてドラムセットの中に座ると周囲に「カッコいいけど誰？」と口々に訊かれました。ステージが暗転し耳をつんざくような完成に迎えられてRising Forceの前奏とともにステージに現れたYngwieのシルエットを見ると、久々だったのでめちゃくちゃ感激しました。Yngwieは黒いシルクのシャツ＆黒革パンといういつもの衣装で、ドゥギーも2002年来日時と全く同じ衣装でした。ルディは後方でベースを黙々と弾いていて前面に出てくることはありませんでしたが、往年と変わらずスリムでやはりさすがに華があり、大きな存在感を放っていて、ルディに対する声援も相当大きかったです。
ツアー初日で時折マイク等の不具合はあったものの、演奏自体はとっても素晴らしかったですよ！2002年のツアーの時、難しいのかな？と感じたATTACK!はセットリストから外れていて少々残念です。ドゥギーは調子が悪いと言っていましたがそんな感じは受けませんでした。相変わらずキュートなパフォーマンスでとても微笑ましかったです。
Yngwieは絶好調でした。ソロの時、いつものように腰でギターを弾く所で「ゴロン！！！！！」とギターを落としてしまい、ファンは喜んで喝采し、イングヴェイはにやにやしながら舌を出していました(~_~;)
バックコーラスはルディで、これがすごくうまかった。特にヴァルハラ。ドゥギーも「ルディは歌もうまいしギターもうまいし、なんでも出来る」と賞賛していました。
今日のステージを見る限り、メンバーの関係は和やかでとてもうまく行っていると思いました。
さすが英語圏だけあってかファンは歌詞を完璧にマスターしていて、You Don't RememerやDreamingをとても綺麗にキメていました。反応から見ると、アメリカのファンに一番人気があるのはYou Don't Rememerのようです。最前列でもみんな遠慮なくフラッシュを焚き、デジカメや携帯のカメラでYngwieを撮りまくっているのはさすがアメリカかな。Yngwieはいちいち睨んでましたが、スタッフも取り締まりきれないみたいでした。私も遠慮しながら撮ってしまった・・・。
　マーチャンはパンフレット、CD各種、Tシャツ各種（全て30ドル）、Yngwieのロゴ入りCDプレーヤー入れ（10ドル）、シルバーネックレス30ドル、ピックセット30ドルなどです。相変わらずエイプリルさんが熱心に作業していました。エイプリルはますます美しくなってて、アメリカのファンは口々にSweet!と絶賛していました。この方は本当に優しいですね。Yngwieはさらに太ったかな？？という感は否めませんが、会場のファンの半数はYngwieより太いと思いますよ。ニューオーリンズの料理、本当に美味しくて高カロリーなので、概ねみんなすごく太っています。

ATTACK US Tour 2004
05/March/2004
Houston, Texas ~ Club V at the Verizon Wireless Theater, USA

3/5 Houston報告　投稿者：Akiko 　投稿日： 3月 7日(日)23時06分1秒
セットリスト
1. Rising Force
2. Ship of Fools
3. Stronghold
4. Rise Up
5. Guitar Solo - Baroque & Roll
6. Guitar Solo - Dreaming
7. In the Name of God
8. Trilogy Suite Opus : 5
9. Blue
10. Instru-mental Institution
11. Guitar Solo
12. Key Solo
13. Drum Solo
14. You Don't Remember, I'll Never Forget
15. Razor Eater
16. Valhalla
encore
17. Adagio - Far Beyond The Sun
18. I'll See The Light Tonight

ジョージ・リンチのライブ終了40分経過、星条旗のバンダナ姿のパトリックが現れるとニューオーリンズを上回る歓声！続いてスモークの中にルディが浮かぶとまた歓声。真っ暗闇の中でYngwieが思わせぶりに長めにフレーズを弾いて、ライトが点いてRising Forceが始まるとたまらず耳を塞ぎたくなるような(笑)大歓声でした。アメリカ人は「イングウェイ！」と呼びます。
ジョージのライブでめちゃ刺激を受けたのか5人全員アクションがド派手で、この人達は何て生き生きしてるんだろう！！エンタテイナーだなぁ～と思いました。(一方のジョージは動き回らずに瞑目して弾きまくっていました。それはそれで超絶的で本当に素晴らしかったです！)　Yngwieとドゥギーは飛び回り、ルディは長時間頭上にベースを持ち上げたまま弾いていました。Yngwieは1曲目だけ素肌＋黒いコート姿でしたが2曲目からいつもの衣装になりました。
ジョージがガムをステージに吐いて去ったため、Yngwieは時々踏みそうになり、ドゥギーは踏んでました(笑)。
この日はルディの前にマイクがなく、ニューオーリンズでは素晴らしいバックコーラスが聴けて曲に更に厚みが出てたのに残念！表情にも元気がなかったし不調だったかな。現ルディはジェフ・スコット・ソートを細身にしてエレガントにしたような容貌です。かっこいいのですが、頬がこけ、シャツの上からもハッキリわかるくらい肋骨が浮き出ていたので驚きました。
撮影があったせいかYngwieは笑顔を振り撒き、踊りながら弾いていました。とても楽しそうだったので見ている方も幸せでしたが、踊りながらの状態で弾いている「Baroque & Roll」がなんって正確なんだろうかと背筋がゾッとしました。かつ、エモーショナルで、この人は天才だなぁとつくづく思いました。
そんなご機嫌Yngwieは、Dreamingのオーディエンスのコーラスも感動的に決まった所で突如不機嫌になりました。怖い顔で照明さんを睨みつけ、例の首切りポーズを始めて、地元のファンが「Yngwieは目にライトが当たって怒ってるんだよ。ギターに当てなくちゃいけないのに」と解説してくれました。こういう場面はパトリックもドゥギーも慣れっこという表情でしたが、ルディ一人がかなりナーバスに見えたのが印象的です。パトリックが笑いながらルディに耳打ちしていました。隅に行ってプンプンしてるYngwieを放置し、ドゥギーがMCを始めました。
「自分は移動中のツアーバスでYngwieにギターを習っている。レッスン料は時給じゃなくて音符の数に応じて決まるからすごく高いんだ」
という内容。ファンが笑っているのにYngwieは「ふん」って感じなので、冷静なドゥギーはさっさとIn the Name of Godを歌い始めましたがYngwieが弾き始めないというハプニングがありました。逆にファンは喜んでいました(~_~;)。不機嫌な状態で演奏されたIn the ～は極めて良かったです(笑)。
さて、YngwieはIn the～中に機嫌を直し、演奏後にルディの所に行ってハグしてあげて、ルディも笑顔に。長いソロタイムが始まりました。アメリカ国歌を披露すると喝采が起こりました。日本のライブでの広島モナムール的サービスでしょうか。今日はギターを落とすこともなく、弦を楽しげに引きちぎる御大でした。
ドラムソロは短めでしたがファンは堪能していました。パトリックのくるくる回す器用なスティックさばきは見てて楽しい！
アンコールのYngwieも至って上機嫌で、「何が聴きたい？」と言いながら顔をタオルで拭き、それをさらっと客席に投げ入れたので一気に人が群がりました。どこの国も同じ(笑)
　「Far Beyond The Sun！」「Seventh Sign！」「Black Star！」等のリクエストが飛び交う中、YngwieはAdagioを弾き始めました。ステージ中央前に、警備の係員がステージに背を向けて立っていました。その人のツルツル輝く頭が気に入ったらしいYngwieは、演奏しながら1回目はしゃがんで手でその頭を触ろうとし、2回目はブーツを近づけ、3回目はニコニコとギターのヘッドで突っつこうとしたので観客は大爆笑。みんなが自分を見て笑っていることに気付いた係員氏がYngwieを見上げると、Yngwieは何食わぬ顔で遠ざかって演奏に没頭してみせるのでした。この会場はFar～が一番反応が大きかったようです。最後はI’ll See～。前回は1オクターブ下げて歌っていたドゥギーでしたが今日はいつもの高いキーでとてもきれいに歌っていました。ドゥギーの声はとても澄んでいて、Dreamingなどはアメリカのファンのドギモを抜いたようで、ライブ後「あのDreaming聴いた？Fxxkin’ Great」という数人の感嘆の声を聞きました。
George Lynch in Houston 　投稿者：Akiko 　投稿日： 3月11日(木)06時53分45秒

お待たせしました！1度だけ見たジョージ・リンチの報告をさせて頂きますね。
ヒューストンのV. Clubでは、リンチ・モブではなくジョージ・リンチ名義で行われていました。

開始予定時刻は午後8時。
ステージにはロウソクがたくさん立った燭台が数本飾られていました。
8時前に、ふっとステージを見たらスタッフに混じって普通にジョージがいて
(笑)サウンドチェックしてました。他のメンバーの誰よりも先に。
あまりの何気なさに私達も気付かなかったくらいなですが、だれかが気付き「Sir George!」と叫ぶと口々に「Sir George!」「Sir George!」の歓声が飛び交いました。
ぼろぼろの黒い長袖Tシャツ、ぼろぼろのブルージーンズ、黒いブーツというスタイルで、その筋肉を隠しているせいかかなり小柄に思えたのが意外。くちゃくちゃとガムを噛んでいました。

8時ちょうどにいっせいにメンバーが揃い、何の前触れもなくいきなりUnchain The Nightが始まってしまいました。ジョージは狂ったようにギターを弾きながらステージ中央に出てくると「ペッ！」とガムを吐き出しました（あとでドゥギーが踏んだあれです）
凄い歓声が沸き起こりました。

ベースはジェフ・ピルソンじゃない若い金髪の男性です。だれだ？
Voはもじゃもじゃの黒髪の容貌の人。マイケルという名前のようです。ハイトーンでかなり歌がうまく、この人はドン・ドッケンのファンかもしれません。
他のファンはケリー・キーリングじゃないとがっかりしてたけど、頑張ってたし面白かったです。ドラムはRacer X のVoのジェフ・マーティンで、この人が実質フロントマンでした。ドラムを叩きながら素晴らしい雄叫びを聴かせるのでみんなウケて「だれあれ？」って訊いていました。Racer Xのジェフだと言ったらみんなジェフのことちゃんと知ってて、すごく驚いていました。

　ジョージは客席に一瞥もくれず(笑)、苦悶と恍惚が入り混じったような表情で(笑)、他のメンバーとアイコンタクトを取ることすらせず、ひたすらプレイに没頭。なんとも言えない孤高の雰囲気が醸し出され、神のオーラが溢れていました。
素晴らしかった！
　
　ジョージがほとんど動かないので、ステージ右寄りにいた私は前に来てくれないかなと強く願っいました。そしたらジョージはMr. Scaryの時に私の前に来て、そのまま最後までいらっしゃいました。
あまりに短い45分間でした。

セットリスト
1 Unchain The Night
2 Flesh and Blood
3 リンチ・ピルソンの曲ですが、題名がどうしても思い出せぬ
4 When Heavens Come Down
5 Wicked Sensation
6 Kiss of Death
7 Mr. Scary
8 Tooth and Nail

＞AKIKOさん
楽しいレポートありがとうございました！！（MegaFan管理人）　
ATTACK US Tour 2004
12/March/2004
Galaxy Theatre, Santa Ana, CA, USA

ATTACK US Tour 2004 04/March/2004 House of Bluse, New Orleans, USA

05/March/2004 Houston, Texas ~ Club V at the Verizon Wireless Theater, USA

12/March/2004 Galaxy Theatre, Santa Ana, CA, USA

3/April/2004 Tunderdome, Baltimore, MD, USA

ATTACK US Tour 2004
04/March/2004
House of Bluse, New Orleans, USA

05/March/2004
Houston, Texas ~ Club V at the Verizon Wireless Theater, USA

12/March/2004
Galaxy Theatre, Santa Ana, CA, USA

3/April/2004
Tunderdome, Baltimore, MD, USA