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House of Shred .com Jorn Lande Interview(抜粋)

2001/4/29 訳文を一部修正しました(赤茶文字部分です)

このページはHouse of Shred .comから正式な許可を得てインタビューの翻訳の抜粋を掲載しています

インタビューのオリジナルは写真つきで掲載されています
こちらを見て下さい http://www.houseofshred.com/interviews/inter_jornlande0401.htm

Yngwieの反論もこちらに写真つきで掲載されています(Yngwieの翻訳分はこちらです)
http://www.houseofshred.com/interviews/ymresponse.htm

翻訳はPlayLoudさん、校正手伝いをAaronさんにお願いしました、とても難解な英文の解釈という骨折りをしていただきました。心から感謝します。

【訳文を読むに当たってのご注意!!】
この記事はYngwieサイドからの公式記事ではありません!
どうかみなさん、取り扱いはくれぐれも慎重におねがいします!
他のみなさんのサイトや掲示板等や情報ページ等への翻訳文の直接の引用や転載は一切お断りします。

とくに、原文は口語のために難解で、解釈はいくつにもなる場合がありますので、今回掲載した文意が正確であるかどうかは、責任保証ができるものではありません。この訳文は、あくまでもみなさんが原文を解釈するための参考にする物だと考えてください。それだけデリケートな問題をとり扱った内容であり、へたをすると皆さんが応援している大好きなアーティスト達にとても迷惑がかかります。決して気安く考えないでください!!
どうかみなさんには良識ある行動をお願いします。ああ、こんなこともあるんだな、ぐらいでみなさんの胸にとどめておいてください。
JornやYngwieやその他関係者に対し個人的にこの翻訳文の内容を元にした抗議や真意・事実関係等の問い合わせは絶対にしないでください。お願いします。



ここからがHouse of Shred でのJornのインタビュー(抜粋)です

インタビュー・ページの冒頭に、House of Shred による説明文があります。

《私たち House of Shred は、誇りをもって、ミュージシャンがファンと語り合う場を提供しています。たいへん幸いなことに、今回はヨルン・ランデが思いを伝える機会となり、おそらく彼の不運な状況に光を当てることにもなるでしょう。このインタビューを読むにあたり、どんな逸話にも二面性があることを忘れないで頂きたいのです。私たちは既に、イングヴェイ・マルムスティーンの陣営にも連絡し、彼の側の言い分を述べることも提案しています。》

本インタビューはHenry Bocanegraさんにより17/April/2001に実施されました
尚、問題の事件は8/April/2001に
Clevelandの会場のバックステージで発生しました。

(インタビューのうち事件に関する記述でない部分は省略しています)

--------前略----------------------------------

「いろんな噂があるけど、何でバンドを離れることになったの?」

基本的に、この話は今に始まったことではなく、Yngwieや彼の家族からの受け入れ難い扱いは勿論のこと、そうした厄介な問題というのはずっとあった。僕達は本当のところ彼の家族全員をツアーバスにまで乗せることがいいこととは思えなかったし、それは多くのこと、つまり私生活への干渉になると思ったし、そんな風にしたら上手く行くはずがないよ。で、ホテルの部屋がないなんてことがあったり、彼等が何かする度に、僕達は彼等と対立させられてしまったんだ。要するに、それが彼等の人への態度で、僕は屈しなかったけど、多分最初から家族との間に少し嫌な感情があったんだ。なんでかって、僕はそんなものを我慢しなかったからさ。だから、N.Yで僕は彼等にこう言ったんだ。「ギャラの支払いは遅れているし、そうしたことがここではっきりさせられないんであれば、僕達はツアーを続けられない。」こうも言ったよ。「僕は続けられないし、そうなったらJohnも続けないと思うよ。」と。僕達二人がそのことを彼等に告げたら、彼等とAprilはおかしなことを言うんだ。彼の妻はこのことに深く関与していたから、僕達はYngwieにもこのことを率直に述べざるを得なかった。だって、君だって妻や家族を盾にするようなことは出来ないだろう? 自分で選択し、どうやったら上手く行くか考えなきゃいけないじゃないか。僕は彼に言ったよ。
「僕達が一緒に演奏しているのは君なんだ。家族とじゃない。」とね。そして、基本的には、状況は良くなったし,彼等は僕達に物事を整理して状況を良くしていくことを約束してくれた。けど、N.Yのコンサートの後になっても全く改善は見られず、誰かが何かで自分達ともめているという事実を、彼等はどうして良いやら分からないようだったよ。だから彼等はどことなく僕を避けるようになったし、僕もピリピリした空気を感じるようになった。そしClevelandのあの日、僕は気配りなど一切無くて、何も変わっていなくて、実際には状況が悪くなっていたことにマジギレしたんだ。そしてただこう言ったんだ。「こうなんだろ、何もかも茶番で、こうなるように仕向けていったんだろ。俺のせいじゃないぜ。」
つまり、君が仕事をしている際には3つのルールがあるよね、
払わられることになっていた給料を受けとること、
寝ることになった時に部屋が用意されていること、
プライヴァシーを保てる時にはそう出来ること、だよ、ねぇ。
だから、ル−ルってものは、あるにはあっても、ビジネスを続ける上で覚えておかなきゃいけないことはそんなに多くない。凄く単純なモラルの問題で、世界中の皆、少なくともほとんどの人達にはそうだと思っていたけど、ああいった人間が例外なのが分かったよ。だから多分何か精神的に欠如していると思うんだ、
育って来た環境かどうなのか、それは分からないけど。あんまりプロフェッショナルな遣り口じゃないね。僕に言わせりゃ、(ロックバンドのツアーというより)ジプシーの旅劇団に連れ回されてるみたいだった。Yngwieと一緒に(笑)。わかる?

「口論になったって話だけど?」

ちょうどClevelandのショウの直前に彼等と喋ったんだ。皆バックステージにいて、僕はYngwieに「これは基本的な事だ、君がかかえている全員に関する問題を全て今から解決してくれ」と言ったんだ。彼は前に僕に幾許かの現金を借りていたから「もう待てない、今すぐこんな馬鹿げたことにケリをつけてくれ。」とも言ったよ。そしたら彼の義理の父が突然そのある部分だけをAprilと一緒になって広めていったんだ。彼等は全く違うことを言うんだよ。だから彼等にこう言わなくちゃいけなかった。「お前達は嘘をつき通しだ。毎日毎日、『あれはするよ、これもするよ』ってデタラメばかり振りまいてる。(中東の訛を真似て)『心配ない。心配ない。ちゃんとするから』とか言うだけで、何もしてないじゃないか」とね。マジギレしてこう聞いたよ。「いったい何様のつもりなんだよ?」とね。だから、そこら中にフザけた嘘が転がっていて、で、彼等にこう言ったんだよ。「もう分かった! もうケリを付けよう、そうでなきゃここにはこれ以上いられないし、全部やめだ。こんなのにはもう付き合えないからな。」彼等はその前の週からそれを受け入れずにいたのに、僕が彼等を嘘つき呼ばわりした途端、義理の父は立ち上がって(中近東の発音を真似て)、「我々を嘘つきと言ったね?」と言ったんだ。そして彼は僕の胸ぐらを掴んで睨み付けたから、僕は力づくでそれを振りほどいたってわけ。

「義理のお父さんが?」

そうさ、僕は何もしなかったよ。僕はただ彼等に、全てを解決してくれと言いたかっただけだし、ここのところ彼等がどう人を扱っているかについて言葉を添えたかっただけさ。Johnは指を骨折していたし、そこに居合わせた人には全てがお粗末なことだったんだ、日常生活のようなね。故郷に家族を残して長旅の最中に、きちんとしなきゃいけないことが何も出来ていない。彼等は基本的には人をゴミ扱いだし、僕はそんなものは決して受け入れたくない。だから多分彼等は僕、あるいはそうしたものに同調しない人間の存在にキレたりイライラさせられたりしたんじゃないかな。これがこの出来事の基本にあることだよ。そして、父の腕を振り払ったら、Aprilが僕のところに来てまるで僕に飛びかからんばかりだから、彼女の腕も振り払ったんだ。

「それはApril?」

そう、彼女の母は父を後ろから抱きかかようとしていて、Aprilは突然僕のところへ来て、僕は彼女の腕を払った。僕は彼女の腕を振り払いざま言ったよ。
「なにをやってるんだ?イカれちまったのか?」「まったくオカシイんじゃないのか?」そうしたら突然、僕が腕を振払ったのと全く同時に彼女は大声を出したんだよ。「痛い!!」「警備員を!!」「警察を!!」って。全く、茶番だね。思ったよ、「こりゃいい映画になるぞ」ってね(笑)。

「Yngwieはその時どうしてたの?」

彼は脅えたウサギのように逃げようとしてた。彼に言ったよ、「どこへ行くんだ。あんたに用があんだよ」と。僕は本当にしっかりしていたから、僕の目には彼が家族を盾にしていて、そこから逃げ出して行ったように見えたよ。そして、誰かが警官を連れて戻って来た。警備員は僕を階下に誘導し、それからYngwieは
警官と一緒に来た。実際には、彼は警官を呼んでくれる誰かをつかまえに出たわけで、彼等は叫んでいたし、全く滅茶苦茶だった。僕は基本的には何もしてないし、彼等が一緒に仕事をしている人に対してどう振る舞っているかっていう自分なりの意見を述べたに過ぎないよ。その人達とはクリエイティヴな進歩を共有したり、多くの商品を売ったり、より良いパフォーマンスをするためにこの先も続けるべき関係にあるわけじゃない?ビシネスもそうだけど、あんなふうに仕事は出来ないよ。

「義理のお父さんはマネージャーなの?」

いや、彼はマネージャーじゃないよ。彼は...ただの家庭内の一人物だよ。Yngwieが過去から脱却して突然、あの新しい妻と家族を得たって感じだよ。 何もそれについては知らないけど、トルコから来たんだってね。僕には全然関係ないし、家庭内で誰がどうしようと知ったことじゃない。
家族を巻き込むべきではないこともあるってことさ。特に彼等が今までにやったことのないようなことをする時、一緒にロ−ドに出たこともなく、僕達やYngwieを取り巻く皆の全体像をつかんだわけでもない時にはね。ファンの前でも私情を剥き出しにするべきではない。ファンはイングヴェイの音楽が本当に好きで聴きに来るのに、その会場で面倒が起きたり、恐ろしくなるようなこともあるらしいよ。

「本当?」

ファンには、すごく調子の悪かったショウに来てしまう人達もいると思う。彼は突然おかしくなって言うんだよ。「追い返せ」「知るか」とか、そんなことをね。
サインをするのに疲れたからって言う理由でさ。彼等は、本当に熱心なファンだと思う。これはそこにその時いなかった僕ら(バンド)にも影響する。僕達は自分達だけでそこに出向いてファンと喋ったり、少しコミュニケーションを取るんだよ、どうだい?

「彼は本当にファンを追い出すようなことを?」

ああ、直接ではないけど、近いようなことはしただろうし、ちょっと無礼な態度だった。やってはいけないことだよね。

「つまり『もう終わりにしようぜ』みたいな感じだった?」

ああ、でも、ああいった時僕らは皆同じ船に乗っているんだよ。僕はがこれをしているのはファンのためだけどね。

------後略-----------------

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