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War to End All Wars Fan Review
3/January/2001 更新
印が厳正なるあみだくじ抽選の結果サイン入り生写真が当たった方々です!
おめでとうございます!
→詳細はこちらを

感想文はここからです↓

★from Duck
subject : 感想文です。 

新作の正直な第1印象は「ダメだ、こりゃ」でした。
音が汚なすぎて、曲どころではありませんでした。

コンプ等でキツめに音を圧縮し全体の音圧を上げる、っていうのが
最近のミックス/マスタリングの傾向だと思うんですが、
このアルバムの音は、そういう処理をやり過ぎたわかり易い失敗例、
っていう印象を受けました。
各楽器の周りを被ってるモヤのようなノイズが、曲に集中させてくれません。

出来る事なら次作では、ミックスやマスタリング等の作業を
外部の人にイニシアチブをとってやってもらえたら
素晴らしい曲、プレイがより映えるんじゃないでしょうか。

コアなファンは何回でも聴いてるうちに好きになっていけますが、
CD屋さんで試聴して、第一印象が悪くて買わなかった、
本作ではこういう人は結構多かったと思うんですよ。
それはすごくもったいないことだと思います。
ファンを逃すかもしれないイングヴェイにも、
この素晴らしい作品をきちんと聴かずに終わってしまうファンにとっても。

出来うる事なら、この内容を、ALCHEMYアルバムの音質で聴きたかったです。
それなら多分、本作の評価も数割増しだったんじゃないでしょうか。
ALCHEMYの音についての批判的な意見もよく聞きますが、
古典的なHR系(?)の中では最高の音だと僕は思います。
このあとだけに、本作がよけいにキツかったです。

...と、ネガティブな事ばかり書きましたが、
本作は、かなりいいアルバムだと思います。
最初は曲どころではなかったんですが、音質に慣れてくると、
曲の良さ、ギタープレイの丁寧さが見えてきました。
今までのアルバムと比べて、ってかんじではなくて、
また別の世界のもの、ってふうに感じました。

僕の友達がこのアルバムを評して、
「これはそこらへんの”いいアルバム”って次元じゃない。
 もうクラシックの領域だ。 ただ音質は除いて。(笑)」
と言ってました。 クラシックっていう言葉の使い方、解釈は
人それぞれでしょうが、これはその友達の思いつく最大級の
賛辞だったんだと思います。

少し前に「Killer」ってMP3がこのサイトで話題になりましたよね。
半分くらいの人が「これはイングヴェイじゃない」って言ってたと思います。
僕も真っ先に「絶対に違う」ってカキコしてました。(笑)

ここのサイトに来てるコアなファンの半分が聴き違える程の
丁寧なプレイも今では出来る事がそれでわかりました。
それでもアドリブっぽいプレイが多いのはYokoさんが言われてたように
「”今は”こういうふうに弾きたいから」なんでしょうね。

彼のギターソロに関して、アドリブのたれ流しっぽく
言われる事が多いですが、ここ数作に関しては少し内容が
良くなってると思います。 (少し贔屓目に見てるかも?)

正直なところ、イングヴェイのギタープレイの魅力というのは
タッチの良さ(弦の鳴らし方の上手さ)やピッチの良さ、
ビブラートの美しさや、メロディーラインの美しさといった
絶対的な速さとは関係のないところと考えてる人が殆どだと思います。

テクニックで自分のフォロワーを黙らせる、とは考えずに、「Killer」で
聴かせてくれたようなデリケートなプレイをもっと増やしてくれれば、
本人の意向とは違えど、フォロワーを含め総ての人を黙らせる事が
出来るんじゃないでしょうか。

僕は趣味でギターを弾いてて、イングヴェイの曲のレコーディングもしています。
それを聴いてもらった時に「ここをこうすればもっと良くなるよ」と
客観的な意見をくれる友達が数人います。

自分で気が付かなかった事だったらそれはすごく有難い事ですが、
意図的にやった事でも「これじゃダメだよ、こうしないと」って感じだと、
正直ムッとする事も。(笑)

本作について(特にミックス?)、イングヴェイは色々なところで、
色々な事を言われる事が多いと思います。
そうした時に、イングヴェイは先述した僕の場合と同じように
多分こう思ってるんでしょうね。

「こうやりたかったんだから、これでいいんだよ!」
                        

★なぜあのサウンドなのか・・・
From: uso800

みんなワカッテナイね、
ミックスが悪いってそんなん誰でも判るぞ。
問題なのは、なぜあのサウンドなのかって事でしょ。
けっこう近いトコついてる人もいるんだけど・・・
原因はズバリ!「ジョン・マカルーソ」
この人の足技が問題アリなのです。
元々がフュージョン系なので、16ビートでドコドコって
マラソン2バスする人じゃないから
右足と左足が均一じゃないんだよね。
(ウーファースピーカーを通すとハッキリ判る。サブウーファーシステムじゃあまり判らん)
これを誤魔化すために、サウンドを生々しくして
ベースを上げる手法を採ったものと思われる・・・

でもワシは「ODYSSEY」みたいに
ギラギラなデコレーションサウンドでもないし、
「ECLIPSE」ほど汚くないしイイと思う。
むしろ洗練された「ECLIPSE」。
ドラムが耳障りじゃない「ALCHEMY」。
って感じでお気に入り・・・
「THE SEVENTH SIGN」のサウンドはなんか無難すぎてイヤだし、ベストサウンドとしては「MAGNUM OPUS」か
「WTEAWs」かな?

その他のプレイに関しては・・・
「マーク」 −手抜き(ソロの方が情感こもってる)
「マッツ」 −ここ最近また出番増!いい傾向じゃ
「ギター」 −よくできました。
「ベース」 −たいへんよくできました。
以上!

★from Aaron

イングヴェイが世に出始めた頃、彼の演奏は「速いだけで感情がない」と一部から批判された。なぜ彼は速く弾きたかったのか。なぜ人と違う演奏をしたかったのか。表現したい内容が人より濃く、感情が人一倍強いからだ。
今、“W.T.E.A.W.”アルバムは、いろんな点で厳しい批判を受けている。ギターの音が大きすぎる、ソロが長すぎる、まとまりが無い、起伏が少ない。なぜこのような、自暴自棄とも思われかねないような作品を発表したのか。このアルバムには、最も激しい感情である怒りをテーマにした曲が多い。批判されている要素は、怒りを表現するのに有効な手段ではないか。
芸術とは、感情の産物である。その意味では、イングヴェイの音楽こそが真の芸術である。作品に感情がこもっていると感じるか否かは、鑑賞する側がそれを好むか嫌うかの問題にほかならない。
常にイングヴェイは、自分の最新アルバムが最高だと言う。“W.T.E.A.W”に関しても、次回作が出る頃には「失敗だった」と言うかも知れない。それでも仕方ない。彼は綿密な計算のもとに仕事をするのではなく、感情の赴くままに演奏するだけだから。

もちろん私は、この新譜を気に入っている。敢えて一番好きな曲を挙げれば、1。イングヴェイのアルバムを聴いてコンサートを観覧することが、私にとって何よりの楽しみである。特に今回はライヴの“予習”をできる期間が長いので、新譜の曲を(いつもながらに)多く演奏して欲しい。
いま自分がすべきことは、ライヴを観るための資金と時間を確保することだけだ。

★From playloud
<“War To End All Wars”への私的一考察>

 比較的短いスパンで発売された新譜“War To End All Wars”。Yngwieが、全く1人のメンバーも変えずにRecordingを行うのは、彼がデビューして以来初めてのことだと記憶している。発売スパンの短さとメンバーチェンジが無かったことは、個人的には不安材料であった。なぜなら、彼は外的状況の変化を創造性の刺激として作品に反映させる人間であり、それが無かったということ、しかもその状況で立続けに作品を発表することは、新しい作品から生み出されるであろう新しいものへの期待を平凡なものにするのに十分な要素だったからである。
 しかし、新譜の音が初めて流れるや、その思いが杞憂であったことを悟った。
あの、取り沙汰されることになる、独特の音質である。確かに、Bright&Clearな音が全盛で、その音に慣れかかっていた自分にも、一聴した時には戸惑いがあったが、と、同時に思わず笑みがこぼれるのを抑えられなかった。そこに、彼の飽くなき挑戦の姿勢が、余りにも彼らしい姿で封じ込められているのを感じたのだ。現代的な音ではなく、敢えて80年代的なアナログサウンドを、かくも極端な形で我々に示してくる...。彼の自信と、「どうだ」と言う心意気が伝わってくるではないか。そう、彼は常に挑戦をして来たのだ。やはり同じVocalist、短い期間で発表された作品に“Magnum Opus”があったが、あの作品でも、やはり彼はその挑戦的精神を我々に示してくれていた。‘Vengeance’のリフが左チャンネルから切り込んで来た時の、あの衝撃。やはり彼は、私などの考えなど遥かに及ばない天才であったのだ。
 そして、Fast Tune、Heavy Tuneを矢継ぎ早に続けていく展開には、彼の決意が表れている。Viking=Yngwie J.Malmsteenが、Rising Forceを率いてやはりアメリカに船出した時があった。あの“Marching Out”だ。思えばあのアルバムも、かなりHeavy Metalicな作品であった。また、メンバーを一新しての門出であった“Ecripse”との類似点も多い。しかし、若さののぞく“Marching Out”、北欧的冷たさが全体を支配する“Ecripse”に比して、キャンバスにその激情をありのまま叩き付けた絵のような今作に、今まで以上の決意を感じずにはいられない。「終幕は近い」「俺は
いつも仲間はずれ」と、取り巻く状況の悪さを思いながらも決して悲観的にならず、そこに沸き上がる激しい感情をできるだけありのまま我々に伝えたい、そうしたものが新譜から伝わってくる。
 彼がいつも私を圧倒してくれるのは、勿論技術であり、作曲能力の高さでもあるが、それ以上にその「意志力」の強さなのである。自分が「やる」と決めたことは、必ず形にする。常に挑戦し続けるその姿勢が、その高い才能とともに伝わってくるから、彼から目を離せない。新譜の中で、彼はこう言う。‘I was the wild one.Not a man just a child running wild.’と。しかし、私はそうは思わない。‘You ARE the wild one.’であり、‘The force IS shining bright.’なのだ。彼は止まらず、全力で走り続けている。激しく燃え続けている。“War To End All Wars”は、それを改めて私に教えてくれた。私も、全力で彼について行きたいと思う。

★WAR TO END ALL WARS 感想 by hiko

.完全版はこちらをクリックしてください
http://www20.freeweb.ne.jp/art/hikosaka/hikoswar.htm

以下は縮小版です

---前半80%省略---

というわけで、大方書きたいことは書き尽くしてきた感のあるWTEAWs感想ですが今一度まとめると、

1.アルケミー同様に濃いアルバムだが「濃さの質」が違う

アルケミーは、張りつめたような緊張感と凝縮感を感じる濃さだったが、
WTEAWsは、少し空間をあけ、ベースやドラムの役割に幅を持たせている、
より開放的なエネルギー、しかし散漫ではな地の底からいくらでも無尽蔵に湧き出てくる
エネルギーを感じるアルバムだ。「濃い」というより「熱い」といった表現がピッタリくる
そんな印象を受けた。

2.低音のもたらす快感

リズムと音の塊が腹にずんずん来る。そんな楽しみ方が似合うと思う。アルケミーの方が繊細な聞き方を
要求したかもしれない(細かく聞き込んで構成を楽しむような)。WTEAWsはただただ大きな音で何時までも
聴き続けられる。その快感に酔いながら。

3.Yngwieそのもの

WTEAWsはどこを切っても、どの曲のどの瞬間でも非常に高い満足感を与えてくれる。
普通は、ふっと気が緩む場所があったりするのだが、このアルバムにはそういうイトマがない。
どの瞬間、瞬間にもYngwieの能力が如何なく発揮されていると思う。
Yngwieが作曲、アレンジ、演奏において素晴らしい能力有するのは疑いようのないことだが、
それを作品の中で100%発揮できるかというと、それはYngwieにとっても難しいことだと思う。
今回のアルバムは100%どころか、作品を通して今のYngwieの心意気とか気力、熱意まで伝わってくるような気がす
る。
すべてのギタープレイはまさに炎を感じさせる。

4.下へ下へ

飾り気のないミックス、音質だが下地は凄い。曲の盛り上げ方も、よくある手法は上へ上へと上げていけば
なんとなく盛り上がったり、派手になってカッコがつくのだけれど、WTEAWsでは下降ラインでどっしりと構える。
曲全体を通して安心して聴けるのは、こうして妙にフワフワと行かないからかもしれない。
旋律にも新しいチャレンジが多く見られるが、もう何年も使っているフレーズと違和感無く溶け込んで
すっかり新Yngwieスタイルの顔となっている。

5.Miracle of Life

Yngwieが授かったMiracleを、その姿を変えて、我々が受け取ったのがこのWTEAWsだと思う。
本当に、素晴らしい人生の奇跡を手に入れたYngwie、彼の現在の無尽蔵とも思えるエネルギーは
ここから来ているのだろう。表向きは「Wild One」なヤツで世界を相手に「War to End All Wars」をぶちかます
Yngwieだが、そのコアにあるのは「普遍的な生物共通の愛」。

6.まだまだ続くよ

感想を提出するにあたり、改めてスタジオで爆音で聴いてみた。
これまで3ケタは聴いてきたと思うが、未だにこのアルバムが新鮮!
美人は3日で飽きるというが、このあらくれアルバムは僕の心を一目ぼれの状態から解放してくれない。
20世紀最後の日にWTEAWsの感想をまとめるといった素晴らしい行事を成立させてくれた、
Yngwie、April、antonioくん、Yokoさん、みなさんに感謝します。

★From YJM

最初、このアルバムを聴いたときには、
あまりしっくりこなかったというのが正直なところです。
ただし聴き込む度に俺の中で忘れかけていたイングヴェイ節が蘇ってきました。
確かに新作ですから前作のアルバムと比較してしまうのは否めないですが、このアルバムはアルケミー2ではないですね。
初めはアルケミー2じゃないかと思ったのですが、ゆっくり落ち着いて聴いていくうちにその思いは打破されました。
アルケミーは背水の陣を引いたイングヴェイが切羽詰まった様な最初から最後まで体に力が入りっぱなしで聴いてしまうようなアルバムでしたが、今回のアルバムは波があってゆっくりと力強くうねる波の様な感じがしてメリハリのある構成だと思います。
確かに低音がこもりすぎて聞きにくいって意見もあると思います。俺も実際にそう思いましたがイコライザーで設定すれば大変聴きやすくなりますし、ギターの音が前作よりクリアーに聞こえます。
それと彼の技術力や楽曲構成力がさらにUPしたように感じられます。
あの速さのピッキングなどで彼、独自の味を醸しだしてますし、安心して聴くことができますね。
前作よりも細かい部分で彼の乗りに磨きがかかっていて安心して聞き入ることができます。
パガニーニの曲を入れたことからも、彼のその余裕感が伝わってきました。
新世紀を聴いたときと同じような感覚でイングヴェイワールドに溶け込んでいけます。
自分はここ半年、音楽関係から遠ざかっていましたが、再び彼の新作を聞いたときに、とどまらず常に進化しつづけるイングヴェイロードを見て、自分の実生活にも力を与えてもらったことは事実です。
家庭を持って現実の世界にいるはずのイングヴェイが、ギターを持つと非現実的な世界に没頭する彼が健在だということを改めて痛感させられました。
これからの俺も彼の音楽を聴くとき、また、彼の話をするときには非現実的な世界に入り込めそうです。

★From: マルチャン
 こんにちはyokoさん。マルチャンです。久しぶりです。と軽い挨拶はこのくらいで・・・
 新譜買いました。おまけにごっついポスターなんかも、もらっちゃいました。
 で、帰って早速聞きました。よかったですよ!!特に5曲目と9曲目がお気に入りです。
 やっぱりYngweiは『なんか他のギタリストとは違うな〜』とあらためて痛感しました。
 で、皆さんの感想も読ましてもらいました。皆さんのいろいろな思いを持っておられてとてもおもしろかったです。
 でも今回音質が悪いと指摘する人が多かったように思えます。
 でも僕はそんなこと全然気にしません。
 肝心なのは音質ではなく曲全体のイメージなのではないでしょうか?
 そんなに聞きズらいような音はしてないと思います。
 それに久しぶりにダックのギターのサウンドが聞けて僕的にはホントに満足のいく作品です。
 僕はYngweiを知ってまだ一年くらいです。出会いは『アルケミー』でした。
 最初に聞いたときは本当に胸が熱くなりました。初めてでした。音楽であんなに胸がどきどきするのは。
 最初は僕もギターをやっていたのでYngweiのギターのうまさだけを見ていました。家族なんかにも聴かして『すごいだろ〜』とギターのテクニックだけを自慢するような人間でした。
 でも他のアルバムを買って、いろいろ聞いているうちにそれはかわりました。
 『Yngweiという人はなんていい音楽を作るんだ』とYngweiの見方がかわりました。
 作曲者としてのYngwei。演奏者としてのYngwei。その二つなんだと。
 ギターのテクニックなんか練習すれば誰だったてうまくなれる。でも作曲というのはいくら僕達が頑張ろうとも彼のような音楽は出来ない。けして出来ない。そこにぼくはYngweiの魅力を感じています。だからこれからも彼を愛し、彼の音楽を聴き続けるでしょう。
 それにYngweiの曲にはいろいろ助けられました。
 僕はまだ寒い今年の二月受験生でした。ちょうど彼を知って3ヶ月くらいがたってました。
 僕は二月の高校推薦のテストで不合格でした。本当に落ち込みました。
 大げさですが生きているのもいやになるくらい何もしたくなり、高校を落ちたことで落ち込み、死んでやろうとも思いました。でもそんなとき元気を与えてくれたのがYngweiの曲でした。
 『新世紀』を聞き心を落ち着かせ、『アルケミー』を聞き僕をパワフルにさしてくれました。
 そのおかげですぐに立ち直れたし、やる気もでました。おかげで推薦で落ちた高校にももう一回受験し、見事受かりました。本当にうれしかったです。ホントに感謝しています。
 実際音楽でそんなに心が変わるものなのか?と僕は信じられませんでしたが、本当にYngweiの曲は人の心を揺さぶります。だから僕はYngweiが好きなんです。彼の音楽が好きなんです。
 今回の新譜は皆さんが言うような『パクリ』や『音質が悪い』、『ギターソロがつまらない』などいろいろありましたが、でもそれもYngwei自信なのではないのでしょうか?この曲が今のYngwei自身のではないでしょうか?確かに今回曲を作る期間があまりなかったけど彼は14曲も作っているんですよ。すごいじゃないですか!!
 僕らにはいくらすばらしい発想があっても、すぐにはプレイできないし一つの音楽として作り上げることも出来ない。
 みなさんは出来ますか?絶対に出来ないでしょう。でもそれをやってのけるのが彼、Yngwei Malmsteenなんですよ。
 それに今回ベースも担当してることを忘れないでいただきたい。
 それに今回のアルバムは聞けば聞くほど味が出る作品ばかりだと思っているんですけど、そんなことないでしょうか?
 僕はそう思っているんですけど・・・。
 まあどちらにしろ彼の作品はどれもこれもいいんですよ!!『こずかいためて買ったかいがあった』という作品です。
 今回の新譜も。それに『パクリ』だ、なんだって本当にあなた達Yngweiのファンですか?Yngweiに失礼だと思わないんですか?いくら思っていてもそんなこと書かないで下さいね。これから。
 みんさんでこれからもYngwei Malmsteenを応援しつづけましょうね。ではこのへんで。

★WTEAWの感想文書きます。応募させていただきます。
By アベリン

 11月21日に購入してから毎日聞いてる「WTEAW」。早1ヶ月以上経ってしまった。その間、いつ聞いてもそのグルーブ感に心を躍らせている。どの曲も目の前で、インギーがアクションしながら弾いている感じが伝わってくる。例えば、ギターを回したり、ギターを投げたり、ギターを股間に挟んだり(個人的にこのアクションは嫌いだが)、足を上げてたり、そしてお得意の伸脚運動のポーズ(片足をまげて、片足を伸ばしている、ライダーキックみたいなやつ。このポーズは、大好き)までかましている姿が目に浮かぶ。そう、このアルバムは、まさに「LIVE!!!」なのである。
 その中で、特に好きな曲は、Dマスカレードで、オープニングは、かの名曲「FURY」に似ており、その段階で既に撃ちぬかれているのだが、キャッチーなサビ、そしてソロ冒頭部のクラシカルなアルペジオ。いままでの曲に無い魅力を存分に見せてくれた。そして、Fミラクル・オブ・ライフでは、鳥肌が立った。今まで、「SAVE OUR LOVE」「LIKE AN ANGEL」「DREAMING」「SUFFER ME」「PRISONER OF LOVE」と様々な鳥肌もののバラードがあったのだが、この曲は、鳥肌中の鳥肌もの。
キング オブ 鳥肌で、どうしてここまで人を感動させることが出来るのか?と思うほどであった。脱帽です。そして、この曲もライブ感があり、インギーが、アコースティックギターをスタンドにおき、エレキを背中にかけている姿が、やっぱり目の前に広がった。
 この2曲以外でも好きなのは、@、C、G、Iのスピードチューンで、これだけスピードのある曲が並べられていたのは、「MARCHING OUT」以来で、インギーのスピードチューンに捨て曲なしという俺の持論に全てあてはまった。特に、Iは、Hからの美しい流れ、そして自伝的な歌詞、マークのボーカルの素晴らしさが、そして覚えやすいサビと作曲家イングヴェイの才能の豊かさを再認識させられた。
 最後にこの曲については、やっぱり書かずにいられない。それは、N「REQUIEM」で、この曲に関しては、正直なところ期待はしてなかった。なぜならば、新譜紹介の雑誌、ラジオ等でも全くこの曲について触れられてなかった。しかし、それを裏切るのがインギー。見事に裏切られてしまった。これは、ただの弾きまくりではない。泣きのメロディーの連発で、1度聞くだけで、何度も泣かせてもらった。しかも、YG誌のインタビューによると「ボーナストラック次元の曲」ということであった。はっきりショックを受けた。俺にとっては、この曲は、「BROTHERS」や「CRYING」「ADAGIO
(FOR A DEAD SOLDIER)」に負けないくらい、素晴らしいのに・・・。丁度、15年程前、RITCHIE BLACKMOREの「MAYBE NEXT TIME」にインスト曲で初めて感動した日を思い出した。
 全体を通じて、やはりこのアルバムは、「ALCHEMY」の延長線上というより「MARCHING OUT」の延長線上にあるものであると俺は思う。インギーが一番「WILD」だった頃のアルバムで、この「WTEAW」アルバムは自分の「WILD」さを回顧しながらもさらに「WILD」になりきって作ったんじゃないかと思う。それが、このライブ感につながっていると思う。このアルバムは、何度聞いても、目の前に「WILD」なイングヴェイ・マルムスティーンがいる感じがする。

以上です。感想文って難しいですね。書きたいことの半分ぐらいしか書けないです。
宜しくお願いします。

★ubject: 感想でーす
By sachiko

はじめてアルバムをとうして聞いた感想です
わたしは、ほんとに100%Yngwieのファンです。でも今回は何これ?と思ってしまいました。
私も何人の方と同じで音の質とミックスのバランスが良くないと思ってしまいました。
私は特にドラムの音がぜんぜん良くないと思ってしまいました
数回聞いてるうちに味になるかなあと思いましたギターの音はすごく好きです5,6,7,8曲がすごい好きです1曲目はほかの
曲のほうがよかったと思いました。
2回目に聴いたときからミラクルオブライフがすごい心に響き泣きそうなほどでした。

私は前に初めてアルバムを聞いたときの感想は音質やバランスが良くないと否定的意見でしたが、
ある意味で衝撃的でした。ほんとに今は曲の素晴らしさにギタープレイに感動しています。
やっぱりYngwieの創ったアルバムはすべてこれで良し!になるんだと思いました
彼の音楽、生き方を愛してやまない者にとって、こんなにコンスタントにアルバムをリリースしてくれて、来日もしてくれるアーティストはなかなかいませんし、YngwieにThank Youの気持ちでいっぱいになります
前にプロフェットオブドゥームは1曲目じゃないほうがいいと言いましたが、初めのピックアップに向かって叫んでる?
というとことろとかは大好きですでも、パガニーニのフレーズを一曲目のソロに入れて欲しくなかったなあって感じでした。ライブでやるソロの時のクラシックのフレーズは大好きです。ほんとに好きな曲で感動の毎日です。

最近は特に、マスカレードとミラクルオブライフが大好きです
日本公演が待ちどうしい・・・

★yokoさん、こんばんは。エクリプスが好きなこばやんです。
でもWTEAWsも同じくらい好きです。
というのも共通点が多いんですよね、この2枚。(僕にとっては)
まず、ジャケがかっこいい。美しいバラードがある。
スピーディな曲が多い。ボーナストラックが不要^^;
Voがハイトーン。ドラムが上手い。ソロ、リフが似てる・・・などです。
僕にとっては10年振りの名作です。前のアルケミーも凄く良かったですが
今回のWTEAWsの方が一曲一曲に説得力があります。
名作と言われているトリロジーやセブンスサイン、そして大好きなエクリプス以降の
アルバムを聴いても正直なところ、イマイチぐっと来なかったのですが、
今回のアルバムは、”これが聴きたかったんだぁ!!”って言う感じです。
問題視されている音質も僕には新鮮です。

★Subject: 私の感想。 /Ryuuichi

期待に胸を膨らませ、CDをセット。
気持ちヴォリュームをあげてPlayボタンを押した。

…なんじゃコリャ…?本当にこれでいいの?

これが正直な第一印象でした。
音(というか、ミックスというべきか)がめちゃくちゃで、
この音量じゃ耐えられん、スピーカが飛んじゃう、
とヴォリュームダウン、と共にテンションもダウン…。

確かに今までのYngwieのAlbumもそれほど音的に良いな、
と思うものはなかったのですが、今回は酷すぎました。
おまけに、70分強という収録時間。私個人としては
苦しかったです。

2回ほど通して聞いたのですが、私はどうしても
この音に耐えることが出来ず、CDケースの中へ戻してしまいました。

それから、ずっとこちらのBBSを拝見してたのですが、
それで驚いたのが、絶賛されてる方が多いということ。
正直、本当かよ?という感想しかありませんでした。

その後しばらくは聞けませんでした…。

で、つい先日、ふとジャケットを見て、もう一回聞いてみるかと、
CDをセット。
1回目は音が予想できなかったので、そっちのショックが大きくって
まともに楽曲を聞いてなかったな、と思い直し今回は楽曲を
聞くと決めPlayボタンを。

最近彼のお気に入りらしい、低音弦での16分音符のリフは非常にアグレッシブ。
それにユニゾンでついてくるベースもワイルドな雰囲気を出していて
なかなかよい。
Markのボーカルはやはりすばらしいが、もう何回かとりなおせば
もっと良いものが出来るのに、と思ったのも事実。

そしてお待ちかねのバラード。
曲の進行はForever One + Dreamingといった感じだが、両方とも
彼のオリジナルだから気にはならない。

今回のアルバムの楽曲を聞いて思ったことは、構成が複雑(というか
単純でない)ということです。
こういう展開の仕方は私は大歓迎です。
ただ、プレイ面では雑さが目立ちます。
しかし、それが彼の持ち味でもあるので難しいところですね。
あと、ジャケもGoodですね。

これからのYngwieに求めることは、
1, しっかりしたエンジニアを起用する。
2. もう少し時間をかけて、アルバムをつくってほしい。
3. ソロの音数を今の8割程度にして、メロディアスに弾いてほしい。

ということです。
弾きまくるのはライブで出来るのですから、スタジオ版は
丁寧にやってほしいです。

ぜんぜん纏まらない文章になってしまいましたが、私の感想でした。

★Subject: 新譜の感想

ども、第七の掲示板です。

今回の新譜は「とんこつラーメン」だ!
昔の作品は「関西のあっさりうどん」だ!
と、いうのが感想です。

今回を「とんこつラーメン」と思う理由は、いろんなモノをたくさん入れて、コツコツ煮込んだ濁ったスープの、でもすごい旨いコクのあるラーメンな感じがした
からです。
いろいろな楽器やら要素を入れて、ソロはインプロっぽいですがリフは相当煮込まれた、全体的に濁った音の、でも(技術的にも、作曲的にも)コクのある巧い作
品。
なんか似てませんか?
要するに今回もお気に入りです。

で、昔の作品を「関西のあっさりうどん」というワケは、水晶のごとく研ぎ澄まされたギターワークってトコから来てます。
なんか関西のスープは透明感があるじゃないですか、でもすごくコクがあって旨い。
Yngwieのギターもすごい透明感はあるんだけど、やっぱりコクがあってウマイ。
なんか似てませんか?(コレばっかり)

1.「とんこつ」はすきだけど「あっさり」は飽きるよ。
2.「あっさり」はいいんだけど「とんこつ」は濃すぎだべ?
3.「とんこつ」も「あっさり」も両方ウマイ!
4.麺(ギター)モノはちょっと・・・
5.食わず嫌い
俺はもちろん「3」を選びます。
ようするに何が言いたいかって言うと、今回の新譜も大好きです、出かける時はいつもCD持ち歩いてます。

でも、誰かが上の5つのどれを選んでも批難する権利はないんですよね。まぁ、「5」は喰わせ(聴かせ)ますけどね(笑)。
誰かが新譜を批判すると悲しくなります。
今回はそんなことも考えさせられました。
う〜ん、(Yngwieは意識してないんでしょうが)そんなことも考えさせられるとは彼はつくづく偉大ですね、彼を自分のギターヒーローとして選んでよかったです
(Yngwie的には勝手に選ばれても迷惑か!?)。
このサイトの写真でYngwieが「Thank you!」って連発してますが、自分は書ききれないくらい「Thank you!」って言いたいです。コンチェルトライブの時
ハードロックカフェに来ないかな?

今回の騒動もからめつつ書いてみました。
なんか、新譜の感想よりソッチの方が多いような・・・
まぁ、何はともあれ
Yngwie、素晴らしい音楽をありがとう!
yokoさん、こういう素晴らしい議論の場を与えてくれてありがとう!
です。
こんなまとまってない文章を読んでくれてありがとうございました。

★From: スカル ヘッド
Subject: 感想。

聴いたで、聴いたで〜。あかんな、これは。じぇ〜ん、じぇんあかん。
印象に残る曲なんて無い。唯一上げるなら、WILD ONE しかもマークに助けられての物。曲でいえばTREASURE FROM THE EAST。なんか、前回も(アルケミ)そうやったけど、ボーナス曲 ゲームに出てきそうな感じの曲ばっかりや。なぜ?おこちゃまが出来たからかな? yoko YNGWIEにゆっといて次回のアルバムのVoはグラハム・ボネットかジェフ・スコット・ソートにしてって。マークは声量もあるしいいけど本人に味が無い。その点上記の二人は声に味がある。ふ(笑)ただ単に俺の好みなだけやねんけどね。
まぁ、そおゆう事でした。写真は無理そうやからギターちょうだい!おねがいね。

★こんにちは。
メールを送らせて頂くのは 初めてとなります。かおりん ことカオリンターナー で ございます(笑)
私は 女性のみの HM/HRサークル(地上のです)に入っております。そこでのペンネームも カオリンターナーです。
YNGWIEは デビュー以来のファンですが、ジョーリンの方を先に好きになってしまいましたので、ジョーの色が強い人間です。ヴォーカリストとギタリスト...一時は一緒に活動していたこの2人ですが、その作品が一番好きな訳では ございません。それぞれの芸術性を深く愛している私です。今後ともよろしくお願い致します。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
私は YNGWIEのインスト曲が大好きです。
子供の頃からクラシックが好きでした。彼の曲にはクラシックから感じる 歴史、時間を越えた 深い感動と同等の物を感じます。ロック音楽が存在する現在だから、彼はギターを弾いています。が、もし、大昔に産まれていたら、音楽室の肖像画に彼の絵が飾られていたのでは???と 本気で思ってしまいます。

今回のインストは 正に「バッロックンロール」の表現がふさわい、優しく 何処か懐かしさを感じさせる物でした。前作とのイメージとはまるで違いました。目を閉じてゆっくりと聴き入る 楽しみ
方をしています。
全体には ヴォーカルアルバム の印象でした。Mヴォールズの良さも あると思いますが ヴァーカルラインが美しいです。これこそYNGWIEの才能です!「MIRACLE OF LIFE」が一番のお気に入りです。素晴らしいバラードです。過去最高なのでは?と私は思います。
たとえ マークが抜けても 大丈夫!
よく ブラックモアのヴォーカル選びは 作品の方向性にピッタリだった..と 未だに言われていますが、YNGWIEの
ヴォーカル選びも 決して負けてはいないと 思いますよ。彼の目を信じています。
何時も思う事ですが、今回は特に ベースラインの美しさが光っています。これをライヴで音源通りに 表現するには やはりYNGWIEが2人必要なのでしょうか?(笑)なんとか して欲しい所です。
このベースラインも彼の作品の魅力の一つです。一音、一音に情熱を感じます。他のプレーヤーにこれを期待するのは 酷なのかも知れません。
欲を言えば ドラムの音に もう少し キレが欲しい所です。YNGWIEのコメントから不満は聞こえませんが、私には唯一の
不満です。多い手数を望みませんが、もう少し シャープな感じに叩いて欲しいです。
前作は 過去最高!と思っていましたが なかなか どうして!彼は何時も期待を裏切りません。またまた愛聴盤になりそうです。

個人的なコメントですが 10月の初のソロ来日公演以来、私の頭の中は JOE LYNN TURNER一色だったんです。(すみません...)この アルバムを聴き終えた時、ジョーの余韻が即座に吹き飛びました(笑)YNGWIE...強し...
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★from:マグナム・パンパース
Subject: やっぱ、ヤラレタ。参った。グレイト。凄過ぎ。マルム、メンゴ!!アンタが大将!!王者!!
神!!なめとったわ〜〜〜。すんまそん。これ、名盤やねん。

……という件名で、ある意味全て語ってしまったかもしれませんが、(何を??(^^))いや、
ナメてました俺は。これは、ちょっと実に凄いアルバムだな、と、分かりました。

この間のメールでの意見を撤回するつもりはないですし、歌モノのアルバムかどう
か、という焦点では、やはり「FACING〜」に軍配が上がりますが、(というのも、リ
リース時、DON DOKKENの「UP FROM THE ASHES」を久々に聴きなおしていて、へヴィ
・メタルなDOKKENというイメージでとらえると「弱い」アルバムだけれど、凄くメラ
ンコリックで、すばらしいメロディと、ソフトな音像に酔っていたので……。
でもあれ、「ECLIPSE」と同じ’90年なん
ですよね。ドン、ヨランは、非常に声の質感が近いし、アルバムとしては、二つとも
現在のオヤジな私の耳には非常に心地よいです。)今回のアルバムは、そういった方
向性、音のバランス、使いまわしのフレーズ、ソロのやり過ぎを通り越して物凄いア
ルバムだと、分かりました。
曲間がない、といっていましたが、SLAYERの「SEASONS IN THE ABYSS」に比べれば、
かなり空いているとは思います。が、この曲順と非常に絶妙なタイミングでの「つな
ぎ」がアルバム全体に物凄いテンションを与えていて、これは、所謂プログレのそれ
とも違う……近いものがあるとすれば、METALLICAの「RIDE THE LIGHTNING」のA面で
すけど、ともかく、これは凄い展開だと感じました。特に”Wild One”の高揚感は鳥
肌モノでした。
楽曲的にも、今回は「ALCHEMY」での不満を一気に吹き飛ばすだけのものがあります
ね。この間は、良くないところだけを見過ぎていた、と思います。でも、本当にここ
までのエナジーを内包しているアルバムなのに、あの音では、ホント、グワッとくる
インパクトが半減してしまいます。雇ったミキシング・エンジニアのバカさ加減には
あきれますよ。宮崎さんが、モノローグで「先入感を云々」と書いていたことは、つ
まり、このアルバムの本質にある凄さまで到達させるための苦肉の策だった、という
ことが今なら凄く分かります。故に、今回は凄くいい曲の入った、音が物凄くいいデ
モ・テープと化してしまいましたね。マーク・ボールズが言っていた「自分が初めに聴
いた時のミックスは良かった」というバージョンを聴いてみたいですね。……という
か、アルバム・トータルでリミックス盤を出してもいいかもなあ。実際、凄さが伝
わっていない人も多いと思うし、私のようなイングヴェイ信者であっても、ちょっと
この凄さを理解するまでには時間がかかるのだから、それほどでもない人にどこまで
聴いてもらえるか……ですね。コーラスとかが、可愛そうなぐらいちっこいから、エ
ネルギーが見えているのに、なんか、カタルシスが起こらなくなってしまう……曲
と、演奏のエネルギーがホント伝わりにくいんだよなあ。(例えば、「MARCHING
OUT」もかなり激しかったですけど、”Disciples Of Hell”のイントロのアコギみた
いな叙情的な雰囲気を損なわないような作りだった。今回はそういったメロウな部分
への音処理が悲惨です。)売り上げはキツイでしょうか。

(中略)

あと楽曲的には、”Crucify”が、これまでの”C'est La Vie”、”Pyramid Of
Cheops”、”Time Will Tell”のようなへヴィなナンバーで(しかも部分的に)しか
使われなかったシタールを曲中で非常に効果的に使っていたので印象的でした。しか
もタブラまで現れて、どこの国の音楽なんだ?とか思いましたね。
”The Wizard”は、原曲を知っているだけに、最初の攻撃的なリフが使われていなく
て、残念でした。あれは、カンフル剤的なリフで、今回のアルバムには絶対有効だっ
たと思ったのですけどね。

というわけで、マグナム・パンパースでした

★Subject: 今回は・・・
From: だっく

今回のアルバムは、いまいち・・・
あまりにもデモぽい、ある曲ではボーカルよりでかい音のギター、ある曲ではクリック(たぶん)の音が聞こえてくる、バランスがいまいち。曲、ギタープ
レイ、サウンドは善いのですが・・・、まだアルケミーの方が音のバランスは良い・・・  今回はあまり安心して聞けない・・・ まあ予算、時間の都合
などがあったのでしょうが。

★From バサラ
Yokoさんおはようございます。
感想なんですが、掲示板の方とだぶってしまいますがご了承下さい。

買った当初はついに聞けた!といううれしさでほんとに素晴らしい作品だと思いました。
しかし何回も聞いてく内に分かってきました。俺はギターを弾くのでどうしてもYngwieのギタープレイに
注目してしまいます。今回の作品もそうでした。歌物の曲はいいのですが、ソロやインスト曲になると聞い
てるテンションが下がってしまうのです。聞いていてワクワクするようなプレイが聞けないのです。もちろん全部ではなく何曲かはいいプレイがありました。しかし、初期の作品では全曲ワクワクするような素晴らしいプレイが聞けたように思います。変な例えですが、今のYngwieのソロなら俺にでも弾ける。昔のソロは俺には弾けない。って感じでしょうか。無駄なソロやインストは入れない方がいいと思います!意味のないソロなのに音量を上げたりする事が理解できません。
以前Yngwieはメタリカの曲の事を曲はいいけど、ソロになったら全然だめ!これじゃ〜だめだよ。みたいな事を言って馬鹿にしていた事がありましたが、今はYngwie自身がそうなってしまったようです。

あとYngwieはフォロワー達の事をパクリだとか言って馬鹿にしますが、今のYngwieよりもフォロワー達の方がよっぽど素晴らしいプレイをしていると思います。皮肉なものです。
本家よりもフォロワー達の方が素晴らしかったり、本家よりYngwieらしかったりするのですから。。。

Yngwieにはほんとに頑張ってもらいたいのです!このままでは、一般のリスナーと同様にギターを弾くリスナー達も離れて行ってしまいそうです。。。
 
いつもギターソロ中心の話ですいません!                 バサラ

★ブラックモア:
俺はインギ―を愛していますが、この作品だけは批判せざるを得ません。まず、ライブ感というより、音質は悪いですよ。そして楽曲・・・1回で印象に残る曲はないというのが本音です。掲示板にも書いたけど、かつてのライジングフォースやセブンスサインのようなライブの定番になるべき名曲はないし、インスト曲は聴いててつまらない。この作品をインギ―はどう思っているのか。でも俺はインギ―の限界なんて信じない。
次はきっとすばらしいはずだ。


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