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緊急特集!来日公演直前対策講座

~コンサートの心得と楽しみ方!(2002年版)~

準備その1〜学習編〜
なんと言っても、コンサートを楽しむには、予習がかかせません。
コンサートの雰囲気をつかむ為にも、過去のアルバムからコンサートでやりそうな曲をピックアップして聞き直す事が大切です。
とはいっても、過去の膨大な数のアルバムから全ての曲を今から聞き直すのはもはや今のYngwieの作品の量から考えて不可能かもしれません。
そんな貴方にポイントアドバイス

●過去のライブアルバムをおさらいチェック!
過去のライブを見たり聴いたりして、ライブ気分を盛り上げよう!!
1、LIVE(1989年ブラジル録音)PCCTY-01277 PonyCanyon 
  →これは簡単に手には入ります、ビデオも入手すべし!!

2、Trial By Fire: Live In Leningrard (1989年ロシア)
  POOP-20280 POLYDOR
  →これはジョーリンとの伝説ライブです、ビデオも出てます

3、Live Sentence/ALCATRAZZ (1985年日本録音)
  P33P-25035 POLYDOR
  →これもライブビデオがメタリックライブという名前ででていますが、古いので今からの入手はむずかしいでしょう

4、ライブアット 武道館(1994年日本武道館公演収録)ポニーキャニオン
  →これはビデオとLDとDVDで発売になってます

5、Live in Tkyo '85 チェイシングイングヴェイ(1985年中野サンプラザ収録)   
ポリドールビデオ→これはビデオとLDのみです、85年ライブは2種類でてて、
これは後から発売され直した、画像処理を無くした方のバージョンです、おすすめ!!

●ATTACK!!を聴き込もう!!
ステージとの一体感を味わうためにはさびのコーラスを暗記すべし!!

今回のライブは、なんと言っても新譜のATTACK!!のおひろめです。
新しいヴォーカリストのドゥギーホワイトもやってきます、どんなステージになるのか、わくわくですね。
やっぱり、まずは新しいアルバム収録曲をイントロだけで何だか判別出来るまでに聞き込でおいてくださいね。
英語の歌詞カードとにらめっこして、歌詞を全部覚えるのも良いですが、英語のテストじゃないんで、丸暗記は大変という人でも、せめて”あた〜っく”とか”らいず・あっぷ”というサビやコーラスの部分だけでもタイミグや発音を覚えて一緒に歌えるように、日頃から曲を聴きながら一緒に歌う練習が必要です。
コンサートでステージからマイクが差し出されたり、Yngwieが耳に手を当てて観客を煽るとき、貴方の元気な声がステージに跳ね返る事で、彼らをよりエキサイトさせて、コンサートは一層盛り上がるのです。ミュージシャンは人間です、同じ曲を正確に繰り返すCDプレーヤーではありません。Yngwieが最も愛するインプロバイゼーション(即興演奏)とはその日その時同じ時と空間を共有するオーディエンスの感情をつかみ、彼自身がその興奮のエネルギーによってエキサイトする事で、信じられないようなすばらしい演奏が飛び出すのです。すばらしいライブにするのも殺すのも、Ynwgieの場合は90%オーエィエンスにかかっているのです。だからこそ、みんなでより一層コンサートを楽しむ為には、ある程度声を出して参加する勇気が大切です。初心者の方は恥ずかしいという気持ちが働くかもしれません、しかしコンサートで騒ぐのは恥ずかしい事ではないんです、むしろすばらしい演奏なのに声もかけてあげない方が恥ずかしいのです。手をたたいたり、声を出したりは、重要な責任だと考えて下さい。

準備その2〜体力編〜

みんなでより一層コンサートを楽しむ為には、ある程度声を出して参加する勇気も大切ですと書きました。それならばコンサートは結構体力的にも大変と思い始めてる方もいることでしょう。そうなんです、コンサートに向けて基礎体力をつけることが事前準備としては大切です。
2時間以上(スタンディングでは3時間の)立ちっぱなしを覚悟しよう!椅子のある会場でもこっそりと座れそうなのはドラムソロ(有ればの話)かアンコールまでの数分間しかないです!足を鍛えないと、翌日が大変ですよ!!それから、食事を取りすぎると、逆に苦しくなります、トイレも事前に済ませないと大変なことになります、コンサート前には軽い食事、体力を消耗したコンサート後にも軽い食事が結構いい感じです。

本番その1〜資金編〜

いったいコンサートではどれぐらいのお金が必要でしょうか。会場で手には入る物としては過去の例から予想して以下のものがあります

1、ツアーパンフレット (予想金額2000円〜ぐらい)
→これは買っても損が無いです、高い気がしますが、会場以外では手に入らないので、のちのち記念になりますし、万が一偶然メンバーなんかに街で出会ったとき、即座にサインをもらうアイテムとして最適です。

2、ツアーTシャツ
(冬場は長袖、あとは半袖とその柄違いやデザイン違い・色違いなど数種ある場合あり予想価格3500円〜4500円)→1枚は買うべし、もっともポピュラーな記念品であり、町中を闊歩したり他のメタルコンサートへ着ていってYngwieファンをなにげにアピール。

3、帽子、ピンバッチ、キーホルダー、ポスター (適価)
→売っていない場合もあるが、軍資金が乏しいときで記念品がほしいときに便利。

4、CDやビデオ
(ポスターやサイン色紙など特別限定おまけ付きである事が多い 定価)
→持ってないのをそろえるならチャンス!

今年は会場でThe Genesis(初期Yngwie自らが編集したメッセージ入りのデモ音源集)の販売もあります!!ゲットする絶好のチャンスですよ!!

チケット代の工面だけでもかなりお財布が寂しかもしれませんので、大変ですが、ライブまでの期間にお金を節約して、記念のパンフレットやTシャツを1個買うのがおすすめです。昨年は2個買うと楽屋でその日にYngwie自身がサインした物がゲットできましたので、ことしも何かサインおまけをやるかもしれません。

本番その2〜会場編〜

コンサート開演時間の5〜15分以内には、演奏がはじまります、遅刻すると乗り遅れるので、がんばって会場には開演時刻までになんとしてもたどり着くことが肝心です。でも仕事とかで遅れちゃったら仕方がないですね。ダメでも遅れても会場にたどり着いて、残り少しだとしても思いっきり盛り上がろう!!せっかくチケットを買ったコンサートです、かけがえのないチャンスですからね!

スタンディングのコンサートで、チケットに整理番号が書いてある場合、開演前にその番号順で並ばされるのが普通。開演すると番号の若い順に人数を区切って順番に入場させるため、番号の若い人ほど好きな場所(例えばYngwieのまん前とか)に陣取れる。会場によってはピア売りとプロモーター直接売りでは別の整理番号体系で別々に並ばされる場合もあり、そのようなケースではプロモーター>会場直売り>ピアの順に後ろに並ばされる可能性が高いです。プロモータさんやその会場でも過去の例をお友達や経験者から事前に聞いておくことは当日混乱したり失敗しない為には必要な準備作業だ。

もし、リハーサルが少しでも聴きたい貴方は、だいたい3〜4時間前から会場近辺での待機をお勧めする。楽屋口が見える中野サンプラザなどの会場では、Yngwieやメンバーの会場入りが目撃できる可能性もある。当日ひまなら、かなり早めに行って彼らの到着を眺める。会場の片隅で漏れてくる音を楽しむのが通の道である。彼らはウォーミングアップで時として意外な曲を演奏するし、Yngwieがエンジンをかけるためにがんがん弾きまくっているのを、漏れてくる音で楽しめるはずだ。2時間ほどおつき合いすると、開演30分前ぐらいには会場が静かになる、彼らが着替えやみずくろいを始めるからだ、そのあいだにこちらもひと休み、ご飯でも食べて、入場開始を待とう。

本番その3〜服装・荷物編〜

真冬であっても、ホールは盛り上がると熱気がただよって汗だくになるので、それなりの覚悟のスタイルが必要である。今回は真冬であるが、暖かい上着の下はTシャツ重ね着などで温度調節できる事が望ましい。会場で買ったTシャツを着て着てきたシャツを脱いでしまっている人を良く見かける。
できたら、女の子はあまりフォーマルな格好は止めよう、前列に並ぶ綺麗所のおねーさんでもない限り夜会服は禁物、あとで下心のあるお兄さんがついてくることもある。スタンディングでどうやらよからぬ事をしでかす不逞の輩の噂もある、痴漢かなと思ったら泣き寝入りしないで周りの男の人に声で合図して助けて貰う勇気も必要だ。
やっぱりあんまりセクシー過ぎる格好は男の子を刺激する場合があるので、それなりの自覚と節度が必要。メタルならメタルらしい格好がいいと思う。男の子で、グランジやサーファーやレゲエの人がいるが、それもあんまりいい感じではない、以前は黒レザーかジーンズが主流だったが、最近はサラリーマンも多いので背広もいるがそれはやむ負えないとしても、丘サーファーがYngwieファンというのはいただけない、王者のファンであるなら、王者を見習ってそれなりのメタルな正装を心がけよう!

荷物もスタンディングの会場ではやっかいだ、赤坂プリッツには会場の外にコインロッカーがあったし、中や外にロッカーを配備してる会場も有るが、ない場合やいっぱいの場合もある。コンサートでは極力荷物を持ち込むのは避け、マーチャンダイズも開演前(大概は売っている)購入してロッカーに先にしまう、身にまとうなどの工夫や、終演後に購入するのが手である。学校や会社の荷物は駅のロッカーに隠してくるのもいい手だと思う。貴重品を擦られたり落したりしないような自己防衛は必須ですよ。大事なおこづかいをなくさないように気をつけてね。

スタンディングで1ドリンクつきという場合はドリンクチケットを貰えるので、飲み物が会場で手に入る。1ドリンク制と書かれて居る場合はまぎらわしいが当日会場で500円程出してドリンクを買わねばならない義務を負わされる、チケットの表記をよく見て、必要な場合には小銭の準備を忘れずに。(特に入場して前へ陣取りで突っ走りたい時に意外に手間取る事が有る。)

本番その4〜心の準備編〜

もうコンチェルトのDVDなどでかなりの方が覚悟を決めて居るとは思いますが、Yngwieも来年40才になる押しも押されぬおじさん体型でかなり定着してます、そんなわけで、角度のマジックで雑誌にはかなりスマートに写ってますが、実際にいろいろな角度から見ると結構立体的で豊かなリッチボディに圧倒されちゃうかもしれない。まあ雑誌等のYngwieの写真を数%だけ横に引き延ばしたYngwieを実際のご本人と想像しておこう。
横長ぽっちゃりYngwieに少し見慣れておく必要がある。不必要に若い時代の写真をしげしげと見て記憶にとどめない事!今の彼のありのままを、素直に現実として受け入れること。それが感動への第一歩であり、近道である。太ってもYngwieである。くるくると良く光る美しい眼を見てあげてほしい。そして忘れてならない、珠玉のメロディーが繰り出される高速ピッキングとフィンガリングは健在である。

私たちがYngwieばかりを見つめているとき、他のメンバーがときどき寂しそうだったり悲しそうだったりする顔で観客を見ているときがある、その人がメインで演奏してるときぐらい、しっかり見て反応してあげよう。フロントの2人以外だって、みんなすばらしいテクニシャンなんである。他のバンドに行って化ける人もいる(最も典型的な例がJensさんでしょう)。どんな人が来てたか、演奏のレベルがどうかぐらいは記憶にとどめよう。

本番その5〜会場マナー編〜

最後にすこしだけまじめな事を。興奮しすぎて近所の人に迷惑をかけないように、意味のない大声や変なかけ声も禁物。声を出したり叫んだりするのは、あくまでもコンサートの雰囲気と流れに載ってやってほしい。それと、ゴミは各人で持ち帰るかごみ箱へ。たまにチケット半券落とすドジ君もいるが、忘れ物しないようにバックはしっかり蓋をして持ち歩こう。

スタンディングの会場で暴れるのは結構だけど、決して前後左右の人にぶつかりに行かない事、特にYngwie見たさにやみくもに前を押さないこと!前に行きたい気持ちはみんなおんなじなのです、人が沢山いるのにどんどん押せば、当然前には柵やフェンスがあるわけで、その近傍に居る人間は脱げ場がなくなります。よく女の子がぐったりとして運ばれてたりしますが、そんな事態にならないためにも、みんなで仲良く楽しくコンサートで盛り上がりましょう。自分の居場所が決まったらむしろ前や横の女の子を守ってあげるぐらいの男気がほしい。男子諸君、ガッツを見せてください。

それと録音機材と写真撮影機材は持ち込み禁止である。見つかるとブラックリストに載ります。取り上げられる過程で機材をこわされたりするときもあります。会場で堂々とカメラで写真をとってるのは大概は雑誌記者さんかプロカメラマンさんです、Yngwieのバンドの関係者の場合もありますが・・・。
誰かがやってるから自分もOKだなんて思わないように、とにかくマナーとルールを守って行動して下さいね。

本番おまけ〜ピックゲット編〜

Yngwieが投げるピックをゲットできるチャンスがあるのはだいたいYngwie側から中央あたりまでの前から1列めから5列目あたりまでが多い。それ以外でも希に飛ぶが確率はぐんと低くなる。ピックの飛んでくる可能性のある座席の人は、Yngwieの指の動きは確実にフォローしておくべし。何時飛んでくるかわからない。ただし、数を飛ばしてくれるので、冷静にあるいはとっさに反射神経でキャッチする事が大切である。その為の事前トレーニングをやっていても損はない。(笑)

前列のひとは、ピック以外のものも飛んでくることもあるので、お楽しみに。まれに水が蒔かれたりもするが、最近はなさそうである。以前は壊したギターの破片なんて物もあったが、危険をともなうので、負傷を覚悟で乱闘に加わる勇気が必要である。

投げ込んだタオルは返してくれと言われる事がある。去年はYngwieが汗を拭いた後にそのまま投げ込んだタオルを取合いしてたフアンが、途中で協議していくつかにタオルを切り刻み、それをみんなで幸せに山分けして持って帰ったらしい。(笑)

以上、質問がある方はいつでも掲示板かメールでお問いわせ下さい!