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Monologue 1999

すこしだけ、自分の考えていることを書き留めて行く事にしました。
日記を書く習慣もないし、生来勤勉さに縁遠い方なので、次に書き込むのがいつになることやら、
勝手な独り言なので、内容にもご批判等あるかも知れませんが、そこはある程度のご寛容をお願いします。

??/March/1999 自己紹介
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3/April/1999 すこし悲しい気分
10/April/1999 『Black Star』
14/April/1999 うわさ話
24/April/1999 Evil Eye
03/July/1999 ファン冥利
23/September/1999 Yngwie is God.

→go to 2000 Monologue

→Go to Monologue 2001



23/September/1999 Yngwie is God.

Yngwie is God!
ここは、yokoの感想を書かせてもらいます。あくまでも個人の感想です!
私はギターが弾けないので、その技術の難しさは実感できないし、音楽家でもないので楽曲の難易を講釈することはできない。私にできることは、自分の感情に素直になることだけである。
今、私はAlchemyが好きだ、好きで好きでたまらない。1日中でも聴いていられる。告白するが、既に右耳がおかしい、たぶん過去DIO先生来日時にやってしまった音響性難聴をぶり返している様に思う。何しろ、Alchemyを入手してからこの方、人目もはばからず、他人の迷惑も省みず、ディスクマンはほぼフリボリュームでがなり続けている。8〜12時間持つバッテリーを約3日間で3回換えた。ヘッドホーンはついに壊れて常にガリガリノイズを増やし始めている。しかもALchemyを聴けないときも、頭の中はDEAMON DANCEだし、LEONARDOである。外から見れば、一人で何事か口ずさみ時折頭を縦揺れさせる●○●○な人である。仕事をしていないと、集中が途切れると、全てがALCHEMYの世界へ向かって行く、夢遊病のようにトランス状態である、いわゆる切れたとか壊れたという・・・
 なぜ、こんなにALCHEMYが好きなんだろう、もちろん光速より速い曲の焼き直しもあるし、決して死なない曲と同じさびも有るし、やたらに明るいソロ、聞きあきたYngwieデス声に、メタリカンかオジーかというような部分もあって、文句を付けたい人にすれば糸口はいっぱいあるかもしれない、でも、私はALCHEMYが好きだ、今までのどのアルバムにも似てないALCHEMYが新鮮でたまらない。マークの声に病みつきになっている。このまま墓まで持っていきたい、1stとコンチェルトとこのアルバムを棺桶に入れてだびにふしてほしいとさえ思う。

 私も一通りYngwie以外も聴くし、Yngwieフォロアーも好んでともいいがたいが、とりあえずよく聴く。特に上手くてすばらしいフォロアーが最近多いので、ALCHEMYが出る前は結構聴いていた。なぜだろうかと考えた。Yngwieが新譜を出す度に、興奮が体を包む、感動が心を痺れさせる。この感動をもっともっと何度も味わいたい、ずっと味わい続けたいという欲望が沸くのに気がついた。お気に入りのYngwieを聴き続けて浸る毎日が習慣性の快楽だとすれば、Yngeirの新譜を聴く瞬間というのは至福の瞬間である。寒い冬や疲れ切った夜に熱い風呂に浸かったときに似た極上の快楽である(残念ながら麻薬をやった事がないので、それに似てるかはわからない)。今までだって、たとえ新譜に文句が100万個あっても、それは単なる付属的な追加要求であった。アルバムそのものがダメだとか終わったなんて作品には出会ったことがない。文句があるとしても、それはアルバムの中の一部の曲や曲の一部に対する要求であり、アルバム全体を通せば、Yngwieは何時も絶対に期待を裏切らないし、必ず予想通りの感動と興奮を与え続けてくれてきた。もちろんこれだけいろいろな名作に既に出会ってしまった者にとっては、過去の様々な感動の中には、そのアルバムでは再現してもらえない種類の感動もある。というのも、過去の名作から得た興奮と感動の蓄積の結果、Yngwieを好む人びとも、それぞれ珠玉作の様々な部分からの各人固有の趣向を持っている。Yngwieファンだと言っても、一言ではかたり尽くせない多様性を内包しているのだ。叙情性的・むせび泣き・疾走・陶酔・透徹美・リリシズム・悦楽感・壮快感・激情・高い技術と独創性・バッハ・・・

 これらの感動の全てが彼の演奏によって提供されてきた。私たちはこれに最初は驚きやがて慣れると当然になる。そして新譜にはこれらの再現かそれ以上の感動を自然と無意識的に要求している。そしてそれを求め続ける、もっともっとという渇望感にさいなまれて暮らす毎日になるのである。それはもう救い様のない、いっぱしのYngwie中毒患者の症状である。
 しかし現実には、そんなに何時も何時も想像を絶する凄い曲がところてんみたいに湯水ののごとく出るはずがないし、出てもらってもこちらが麻痺して受け付けなくなるのに決まってる、でもこの感動が麻薬のようになって中毒患者の私には待ちきれないである。だからフォロアーにまで手をだす。そして毎回、物足りなさとより一層の渇望感にさいなまれる。ああ、Yngwieならこうするのに、ああ、Yngwieならああするのに、どうして、ええええっ、裏切られた、もうひといきなのに酷い、どうしてくれるのこの気持ち!という気分が聴き終わる前から襲ってくる。だから、フォロアーは聴かないようにしていると口では言う。よけいフラストレーションがたまるから。そう、聴いたのを後悔しながら、あわてて、あたかもお口直しのように定番の感動世界に安住感を求めて舞い戻る。それはFacingだったりコンチェルトだったりアルカトだったりしながら、私は黙々と日々を過ごす。そして、ひたすら待ち続けているのである。至福の時を・・・

 そう、数日前、随分待ち望んだ末、新譜ALCHEMYが手に入った。私はラミネートをはずすのももどかしく、CD店の2軒横のコーヒースタンドにかけ込む。ふるえる手を押さえながら、そっとスタートボタンを押す、そして・・・
意外に軽く始まる1曲目、一寸戸惑い、しかしずぐさま、あれよあれよという音の洪水、なにがあったのか認知する間もなく始まった教会男性コーラス、そして荘厳なイントロ、胸をはり反り返って熱唱するマーク、2歩も3歩も前に踏み出して、ネックをへし曲げんばかりにギターを攻めまくるYngwie、めまいがする、気が遠くなりそうになる、こんなイメージが以降数曲つづく、そして突然襲うblue、ギタークリニックで押さえたはずの涙がいま再び戻ってきて眼を曇らせる、前が良く見えない・・・
後半部、笑ったりうなったり思わず違う歌詞で叫んだり、そして原点回帰のインスト3部作・・・

あぁ〜、Alchemyには私の探してた答えがあった。Yngwieならこうなるはず、こうしてほしいがまさに万華鏡のように目の前に繰り広げられる、あまりにも予想通り、いや予想を大きく上回るスリルとスペクタクル、聴いたことがありそうなのに聴いたことがない世界、かっこよすぎる、うぁあーああああ涙が・・・・・

 Alchemyのすごさ、それは単に言葉で表現するのは難しい。とにかく今までのどのアルバムにも似てない。もう以前の曲が頭から吹っ飛び印象が遠のいて行く、これが最初だったのかもという錯覚すら覚える。Yngwie様式美のなかに繰り広げられる新機軸と、真の実力者が真剣勝負している瞬間が収まった極上緊張空間、スリルとサスペンス、もはやアルバムの1曲1曲を分解しては聴けない、この曲がきたら次はこの曲でなければならない、まるで第1楽章、第2楽章の様に・・・

 1stのときの感動に凄く似た感動、新しい何か、今までにない興奮、今まで以上の激情、ここには求めていた物の一部があった、もっと先まで足を踏み込もう、さらに何かが有るかもしれない、もっとものすごい物に出会うかもしれない。Yngwieが開いた奥の院の扉をくぐろう、先がどうなろうと今は知ったことではない、彼を信じて、後をついて行くだけだ。あなたはどうする?引き返すのなら今だ、聴くのを止めればいい、繰り返して聴けば聴くほど、もう後戻りはできなくなる、この先は危険が一杯だ、Yngwieと供に失望と挫折の辛酸をなめる覚悟がいる。もしあなたに覚悟があるなら、どうか私と一緒に来てほしい、ほら急がないとYngwieはあんな前まで行ってしまった、遅れるな・・・・

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03/July/1999 ファン冥利 ファンだったら、プレゼントをあげたいって、思うことがありますよね 私の場合も例外じゃないんです でも、彼は成功して豪邸に住むお金持ち、それに引き替え自分は平凡な一市民 財力ではかなわないのですから、彼に物をあげるといったって、お金で買えるような物をあげたとして、 はたして喜ぶものだろうか、こんな不安は誰にでもある物です お金で買えない物なんて、世の中そんなにある物ではないし・・・ 彼は基本的に物をもらうのは嬉しいタイプのようです とりわけファンからの貰い物は大切にしています、いつも家にきちんと持ち帰っているのです 空港で段ボールに詰まった大量の贈り物を見たことがあります ファンから、よくもらうのがFerrariのラジコンとかモデルカー、 スタジオ狭しと飾ってるのは、インタビューの写真で確認できますよね 私の場合も、いろんな物をあげましたが、たいていはワイン等のすぐに消費出来そうな物が主でした それがいつだったか、ジミヘンの話になって、日本でオンエアーされたトリビュートの特集を見たい と言うので、ダビングして送ってあげたことがありました、その時、発送する箱の隙間埋めに、 クレーンゲームで釣ってきた猫のぬいぐるみを何の気なしに入れたのでした、彼が猫を好きなのは判って いたので、まあご愛敬みたいな気持ちでした ところが、その数カ月後、雑誌にのったインタビューを読んでいて、一緒に掲載されている写真をふと見た とき、私は自分の目を疑いました。 あのとき隙間埋めに私が詰めた猫のぬいぐるみがmalmsteen家の窓際にしかり飾られていたのです。 証拠写真を下に掲載しますね! 些細な事ですが、こういう小さな事が結構嬉しいのが、ファンなんですよね、 みなさんならわかってくれるでしょうか?! Guitar player誌より転載しました ちなみに、猫の横にあるのはシェービングクリームの瓶(謎)その前に置いて有るワイン瓶は ルフィーノ社のデュカーレという赤ワインです 彼が普段愛飲しています。プレゼントとしては好適品ですね。 価格が1600円程度と比較的安いですし、デパートとかで入手しやすいですよ。   ↑Topに戻る
24/April/1999 Evil Eye  

人間の心を移す鏡って何でしょうか?眼は口ほどに物を言うという言葉がありましたよね。

みなさんは、Yngwieの眼ってどう思いますか?ステージでの彼の眼、キラキラ光ってると思いませんか?(たぶん、コンタクトはしていないはず)実はオフの彼の眼もキラキラしてるんです。でも残念なことに、かれはほとんどの場合、オフではサングラスをかけて眼を隠してます。まあ、欧米人によくある強い日差しが苦手、彼も例外じゃないのは理解できますが、屋内でもはずさない理由は、Who&Whoのところに書いてますがないと困るからです。そう言う訳で、残念ながら、彼のキラキラ・くるくるした美しい宝石のような眼を間近に見た人は少ないと思います。最近の眼鏡はよくできたもので,屋内では色が薄めなのでだいたいの眼の表情はつかめますが、でもたまに眼鏡をはずしているご尊顔を拝むと、ああなんて美しく澄んだ瞳なんだろうって、うっとり見とれてしまいます。特に彼の眼の配置は顔の中でも中央付近で典型的な猫顔ですし、顔の大きさに比べても、切れめも瞳も大きいんです、表情をつくるときも、眼の動きが活発で、驚きに大きく見開いたり、ぱちくりしばたいたり(まつげほうも濃い)そんなわけで、面と向かって彼と話しをすると、たとえ眼鏡をかけていても、顔の印象のほとんどが、あの眼に集中してしまんです。

ところが、当の彼は、自分の眼には劣等感というか特別感があるんです。彼の眼が自称EvilEyeなのをご存じですか。グラスをはずした時の彼の眼の色は、一見すると薄い茶かなという印象なのですが、ご存じの方も多いと思いますが、瞳を明るいところで良く見ると左は緑がかった青、右は薄い茶色なのです。

 初めてその事を雑誌で読んだ時、あわてていろんな写真やポスターやビデをを見直しました。なにしろ猫では知っていましたが、人間にそんな人がいることは聴いたことも見たこともなかったので、なんだか不思議な驚きでした。いろいろ調べてみても、なかなか確かめられる様な物には出会わなかったのですが、Burrn誌にあった、おジョーと並んだ写真を見ると確かにそうでした。これには、心底超自然的な奇跡を見たときのような驚きを覚えました。

 ところが残念なことに、西洋のキリスト教社会では、あまり良いことには思われていないようです。中世あたりでは、悪魔の使いとして嫌われていたらしいのです。魔女狩りの口実にもされたようです。その時の呼び名がEvilEye魔の眼です。見つめられると縁起が悪い!の意味だとか。ところが、ケルト神話では左右に金銀の眼を持つ神様がでてくるらしくて、しかも英雄で良い神様らしいですし、アジアでは金眼銀眼とよんで、やはり縁起がよいことになってます、白猫で左右で青眼赤眼と色が違うものをオッドアイとよび、幸運を呼ぶものとして貴重に扱われています。

 キリスト社会以外でさえあれば、彼の眼は神秘的な神の眼として敬われていたに違いないのです。ところが、キリスト社会を生きてきた彼のこと、幼い時からあまり良い思いをしていなかったのではないでしょうか。初めてアメリカに渡ったとき、ロンキールへの『俺はアンチキリストだ』発言と666の落書きが有名な逸話になっていますが、その背景には、自分の眼が初対面相手に与える印象を知っているが故の、カモフラージュ的な先制攻撃であり、逆に自分の不安を隠す虚勢のことば、自分を強く見せ悪ぶるための若気のいたり発言ではなかったかと思うのです。彼の息子が生まれたとき、瞳の色を気にしていたそうです、同じいろの綺麗なグリーンと知って良かったと言う発言を読みました、私は少ししんみりした気分になったのを覚えています。あなたの眼は、あなたに見つめられる誰をも魅了しノックアウトすることができる神の眼であり、いたずらっ子のように輝いているときには悪魔が混在する神秘の眼なのですよ!と、そっと耳打ちしてあげたい。そんな衝動にかられます。

私が、コンサートで最前列にどうしても、どうしても行きたい!という衝動に駆られる一つの大きな理由、それがあの眼に見つめられたいと言う願望から来ています。彼はよく、特定の方向を凝視しながらギターソロを演奏しますよね。忘れもしない事、ある時、彼は私の真ん前に来てソロを始めました。その曲は数日前、おまえは今度のツアーではどの曲が好きかと聴かれたときに答えた曲でした。

彼は、こわい顔をして何度もじーっと私をにらむようにして、ずっとそのままソロを弾き続け、私はどきどきして大パニック状態でしたが、ソロが一段落したとき無意識に親指をたててOKのサインを贈ったところ、彼は大きくうなずいてステージの反対側へ走り去りました。後にも先にもあんな凄いコミュニケーション体験はありません、それ以降も良く目の前には来てくれますが、あの時ほど、恐ろしいほど集中して見つめられることはその後は無いです。ただし、良く観察していると、彼はいろんなファンをターゲットに各曲のソロでそれをやってるようではあります。おそらく平等に、なるべく沢山のファンをターゲットにしようとしているんだと思います。インタビューでも確かこういう様なことを言っていたと記憶しています。

『俺はソロを弾くとき、特定の客を凝視して、そいつがノックアウトになるようなエモーションをこめてソロを奏でるんだ』

まあ、単に私の願望がそう思わせているだけの、誤解から来る自己満足かもしれませんが。確かに私は、あの日あの時あそこで、完全にノックアウトしました。以来やみつきです。ちなみに、Black Starのソロで私の前に来る!!の法則は75%以上の確率です。

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14/April/1999 うわさ話とよた話

うわさ話から。Yngwieのメールグループで流れているものです。情報源はフィンランドのメタルマガジンSFPのインタビューに答えた内容とされています。この噂によれば、YngwieのNew Studio Albumは10月にリリースされるらしいとか、メンバーはVocalがJohn West(誰だそれ)KeyはMatsだとか書いてあります、drumsは未決定で、bassはYngwieが自分で弾いてるとか、約2週間前から作業に入った(USのファンクラブ情報でもレコーディング作業に入った事は伝えられています。)そうです。アルバムの雰囲気はMarching Outの感じで、Heaven tonightみたいなポップ調の曲は今回入れないとされています。何となく、ボーカルの名前以外は信じて良いように思うのですが、いったいJohn Westとは何者なのでしょうか、私には全く思い当たりません。まあ、あくまでも噂の域ですから、詳しい正式コメントが入手出来たら、Topics&Newsのところに出ますので、気になる方はそこをチェック!

次によた話、家にあるブートCDを数えて見たら、結構たくさんあって、なんと52枚(うち1枚はだぶってる)になってました。実はCD−Rが嫌いで、あんまり最近は買わないようにしてるんですが、LPの時代は今よりずっと貧乏だったのとあまり市場の状況に詳しくなかったので、幸運にも巡り会えた、ほんの数枚しか買えなかったのです(片手+αで足ります)。まあ、本家を買うので精一杯だったともいえます。ところが、一度ブートを聞き出すと、自分が見てないライブはどうしてももっと聞いてみたくなります。本当はYngwieのためにはブートなんて買っちゃいけないって、自分には言い聞かせてるんですが、いかんせん無意識の行動が〜。ブート屋さんのカタログリストを見ると、結構多いアーティストの一人かな、やっぱ音源コレクターは半端な人数じゃないんですな。きりがないので半端に集めてる、私のような根性なしが一番宙ぶらりんでたちが悪いんです。

それにしても、さすがに最近は映像物が減ってきましたね、やっぱ、絵的に厳しい物があるのかしら。

私としては、とにかく海外のライブを見るのが大好きです、乗りが全然違うし、本当にYngwieもKidsに対して、挑戦的に弾いてるので、日本では見たことない緊迫感がある会場もあります。特に80年代は面白かった。そういえば、日本公演直後のオーストラリアで、Yngwieは『ドモ、アリガトッ!thank you!』て言ってるんですが、そんなに大勢が日本から追っかけて行ったけたはずはないし、現地にもそんなに沢山日本人が居てコンサートに押し寄せてるなんて話も聞かないので、これはあくまでも私の推測ですが、きっとYngwieはいつまでも日本でやってると勘違いしていたんでしょうね。

コンサートと言えば、昔聞いた話です。大阪厚生年金ホールはSmoke on the waterでフェスティバルホールはHigh Way Starでなければならない、その他の日本の会場はジミヘンかその時の状況だ!!っと御大がのたまわっておりました。 うう〜ん、本当は今日もっと違うネタ書きたかったのですが書いてるうちに忘れてしまった、とほほ、たぶん次回で出来るでしょう。ではでは

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10/April/1999 『Black Star』

『Black Star』、今日は私にとってかけがえのないこの曲について、結構気合いをいれて書きました、少しだけおつき合いください。

さて、私にもし彼と直接に話をする機会が出来たなら、必ず最初に伝えねばと心に決めていることが一つありました。それは、私にとっての、究極の1曲とは『Black Star』であることを。もちろん、Yngwieの曲はすべて好きだ!と言っても嘘はありません、ただし10曲選べと言われたら、三日位悩んで、結論がでないでしょう。

でも究極の1曲を選べと言われたら、最初に聞いたインストであり、最初に痺れた真のYngwieワールドであったこと、そしてなによりも、熱血ファンとしての同士であった今は亡き私の母との思い出の曲であり、彼女の一番好きな曲であった事。彼女が亡くなった日、彼女の亡骸と二人きりで、一晩中繰り返し聞いたアルバムRisingForce、私なりに彼女を送りながら悲しい一夜を過ごした思い出の曲であることを!

 私のYngwieとの運命の出会いの詳細を知りたい人はこちらへ

『Black Star』総てのYngwieエッセンスが凝縮したこの曲は、Yngwieがアメリカに渡って後、自分のオリジナルアルバムを作る決意をしたときに、改めて彼自身を世の中に知らしめるための、のろし的な意味あいを持つ、野心的かつ究極の1曲として作られたのではないかと、ずっと思っています。真相は分からないですが。夢を壊したくないので、実は本人には聞けないでいます。
『Black Star』の凄いところは、静かなアコースティック調のイントロから始まる事です。それは深々とした北欧の森の中、凛とした風が吹き、鏡面のような湖の水面が月明かりをきらめかせて風にざわめく、風に木の葉がかこすれあい、冷たい空気があたりを凍らせている、そこへ騎馬にまたがる一人の騎士が、静かに駒を進めながらやってくる、満身創痍で疲れはててはいるが、その瞳には未だ精気と妖気が宿っている、彼は過去のすさまじい戦いの日々を思い出し、今後も待ち受けているであろう戦いに静かで密かな闘志を燃やしている。そんなイメージを私は抱いています。もちろん騎士はYngwieです。曲の中、ギターは、完璧にYngwieの感情をあらわしています、流麗かつ荘厳なハーモニーをシンクロしつつ奏でるキーボードは、戦いの同士であり親友でもある愛馬ではないでしょうか。ギターはもちろん剣のです。このように、この曲を聞くものは、すべからく彼の世界に引き込まれ、感情を総てコントロールされ、その結果、得も言われぬ深い感動と神秘の北欧神話世界を堪能する事が出来るのです。
それと、Yngwieはよくライブで、彼のおかあさんが愛していた曲であるアダージョ『Icarus' Dream』の冒頭の曲とのコンビネーションからこの曲を始めますよね。やっぱり彼はこの曲『BlackStar』と『Icarus' Dream』の2曲はおかあさんへ捧げる曲、彼女が亡くなった後は、彼女への鎮魂曲として演奏しているのではないでしょうか。そうだとするなら、私と彼はこの曲をとおして、まさに感情がシンクロしていることになります。どうりでいつもなぜか途中で泣けてくるはずです。

それにしても、この曲での最も凄い部分とは、後半での長く長くのばすトーンです。まるで感情がほとばしる叫びの様でもあり、嗚咽か慟哭のようでもあります。聞く者の琴線をかきむしる、むせび泣きのトーン!あれは、誰にでも出来ることではありません。数小節を1音が占めるのです、二十歳そこそこの若造が作った曲としては、恐ろしく大胆不敵、自信過剰といわざるをえないでしょう。

もしギター弾きとして自分の腕に、徹底的なる自信がなかったら、何をさておいても、小手先のごまかしが全く利かない、真に実力が如実に証明されてしまう、1音での勝負をやるなんて、出来るはずがありません。しかもそれを、ソロとしての最初のアルバムでの、記念すべき1曲目の、最も盛り上がる部分で、このような恐るべきプレイをいともやすやすと、なんの気負いもためらいもなしに軽く披露してしまうなんて芸当を、彼以外の誰に出来ると思います?Yngwieがとんでもない奴だと言うことは、実はあの1音あれば、簡単に証明出来るのです。

さて、何よりも忘れてはいけないことは、同業のプロがまだ彼が有名になる以前のごく最初にこの事実に気がついたと言うことです。まあ、あたりまえと言えばそれまでですが。LAメタルの黎明期、かのスティーラーのライブでは、会場に多くのプロのミュージシャンがYngwieだけを目当てに連日詰めかけて、腕組みをして無言で彼を見続けて居たそうです。ある者はその直後にギターを弾くことを断念し違う楽器を選び、またある者はとりつかれたように練習を始め、そしてまたある者は彼と組んで成功する事を夢に描いたのです。それが誰かは、今更説明する必要もないでしょう。

最後に、みなさんはこの曲が納められたアルバム、もちろんRising Forceですが、これがあの、グラミー賞のべストロックインストアルバムにノミネートされた事があることをご存じでしょうか。かの巨匠ジェフベックが数年ぶりのソロアルバム『フラッシュ』を発表したのと時期が重なっていなければ、賞は確実にかれの物でした、あまり知られてはいないのですが、ノミネートはメタリカよりずっと先だったのです。

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03/April/1999 すこし悲しい気分

録画していた銀河英雄伝説最終シーズンを見ながら、1年ぶりにページを大幅に改編しています。
カイザーラインハルトが死んで、とても悲しい気持ちになり、一つの時代が終わったなぁという感慨に胸がつまる様な思いがします。そう、それはアニメの中に限った事ではないからです。アメリカのロックが死んだのが数年前、その時はまだ、日本ではロックは生きていました。ファンがしっかり守っていました。だからこそ、Yngwieは順調に日本での人気と地位を確立出来たのです。ところが数年たって、景気が落ち込にはじめたとたん、どうでしょう、日本でのロックミュージックの人気の凋落ぶりは!私には、今の世界で主流として流行している音楽を積極的に受け入れることは出来ません、なぜなら、彼らの音楽に、熱く心を鼓舞する音楽魂みたいな物が、なかなか見いだせないからです。一生懸命やってる今の若い人たちには、本当に申し訳無いですが、小手先でやって、そこそこ受け入れられてしまう、特に、日本の甘い音楽シーンに、なぜか違和感があるのです。演奏にはプロとしての技量と力量そしてそれに見合う誇りと情熱がほしいのです、カッコ付けは嫌いです本当に凄いひとを、何人もこの眼でみて、知っているからこそ、似非ミュージもどきのカッコ付けの跳梁跋扈にはうんざりしてしまいます。(日本にも凄い人が居ないという意味では無いです)Yngwieは一つの時代を作り、音楽ジャンルを作り、ギターリストのスタイルを作りました。
Yngwieの前にYngwieはおらず、Yngwieの後にもYngwieは居ないのです。
私は、彼の音楽を聞くことが出来る時代に生まれたことを喜びに思います。そしてなにより、歴史の中や本の中の記録でなく、本人そのものに接し、語り、そして、その魂がほとばしる演奏をこの目で見てこの体で感じ取ることができるチャンスを得たこと、彼が、さなぎから蝶に変身し、大きく羽ばたく様を目の当たりにしながら、ともに同じ時代の時を過ごすことができたことを、本当に心のそこから幸運だと思います。モーツァルトやベートーベンが生きた時代に彼らの演奏を目撃し体感することが出来た人たちと同じように、私は一人の稀代な芸術家の、その存在意義が確かめられる現場に何度も立ち会えたこと、今後も立ち会えるであろう事を考えると、自分の人生の意義を、また一つ見つける事が出来た様に思うのです。私にとってYngwieとはそういう存在なんです。

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??/March/1999 自己紹介

ネットで知り合った友人に当てた手紙の一部です。

『〜映画はすきなんですか?
私は、クリストファーウォーケン
ジェームズスペイダー、ショーンコネリー、メルギブソン
カイルマクラクラン、ジョージクルーニー、
うーんきりがないけどみんな大好きです
演技でいえば最近ではゲイリーオールドマンとかチャーリーシーンとか
ジムキャリーとかほかにもいっぱいいます
映画大好きです
でも日本映画で好きなのはガメラぐらい、あとはアニメが好きです、
銀河英雄伝説とかカーボーイビバップとか大好き
一番好きなのは昔やってたテッカマンブレードだけど
あと、結構年期のはいったトレッキー( STAR TREK FAN )です、
趣味じゃない人にはなにそれ?ですねきっと
音楽ですかこれもはんぱじゃなくYngwie一筋です
Yngwie以外は、ほとんど1〜2回きいて飽きてしまうのです
今も昔も、くり返し聞くアルバムはQueen!とYngwieがほとんどです
私にとってボーカリストはフレディー以外は前にも後にも誰も居ません
それ以外では、最近はヨーヨーマとかブーニンが好き
クラッシックは結構幼児体験的に刷り込みされてて好きです
特にチャイコフスキーやラフマニノフやバッハ
ロックで過去にいっぱい聞いたお気に入りは
Y&TにMSGとUFOとディープパープルにレインボー
にラフカットとか TNTとかプリティメイズやDIOやクィーンズライチ、
ドリームシアターくらいかな
ZEPとかストーンズは嫌い、 KISSやエアロは並々感じ、ライブは良いけど
曲聞く気になりません、
マイナーどころではカルトなんかよかったな

私が好きになる条件は
ギターが上手いこと、ベースとドラムがしっかりしてること
ボーカルが上手いこと、個性があること
上手いキーボードがあればそれもよし
とにかくボーカルがしっかりしてないといくら演奏が良くても聞けないのです
むしろインストの方が好き

つらつら長く書いてしまいました
うう〜ん、いっその事、この上の文章を丸ごとサイトの
自己紹介にのせてしまおう』

以上

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